兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。

OCN版はコチラ

続伸、米国株高や円安を受け買い先行
【市況】東京株式(寄り付き)=続伸、米国株高や円安を受け買い先行
【寄り付き概況】

17日の日経平均株価は続伸して始まった。始値は前日比170円32銭高の2万4103円45銭。前日の米株式市場でNYダウ工業株30種平均やナスダック、S&P500の主要3指数はそろって最高値を更新した。
米12月小売売上高が堅調だったほか、昨年11~12月の年末商戦の売上高も順調な伸びを示した。
東京株式市場でも運用リスクをとる動きが先行した。日経平均株価は2万4000円台を回復。昨年12月17日につけた終値ベースの高値2万4066円を上回った。為替は1ドル=110円20銭近辺の円安に振れていることも追い風となっている。

寄り付き時点で業種別では33業種中、31業種が高く、値上がり上位に証券、金属、倉庫、電気機器、ガラス・土石、機械など。一方、値下がりで目立つのは電力・ガス、石油の2業種のみ。

個別では、ソニー、トヨタ、東エレク、村田製の主力株やソフトバンクG、ファーストリテも高く、三菱UFJ、みずほFG、野村の金融株も値を上げている。また、日本製鉄、コマツの鉄鋼、機械株の一角や郵船、商船三井、川崎船の海運株や昭和電工、三井化学、三菱ケミHDの化学株、三菱マ、住友鉱、三井金の非鉄株も堅調となっている。

半面、武田、アステラス薬の薬品株やJXTG、出光興産、国際帝石の石油関連株が軟調で、関西電、中部電の電力株が値を下げている。

テクニカル的には、伊藤米久(2296)、ダイワボウ(3107)、ヨシックス(3221)、ティーガイア(3738)、アドソル(3837)、ショーケース(3909)、ランドコン(3924)、チェンジ(3962)、三菱ガス(4182)、レッグス(4286)、日ペ(4612)、フォーカス(4662)、トーセ(4728)、ビーエンジ(4828)、エステー(4951)、TOTO(5332)、デザインワン(6048)、セガサミー(6460)、GameWith(6552)、三井E&S(7003)、ライトオン(7445)、長野計器(7715)、シンシア(7782)、昭光通(8090)、パスコ(9232)、光通信(9435)、EF−ON(9514)、シーイーシー(9692)が動兆。