兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。

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戻りが加速するかは、場中のドル円次第
【オープニングコメント】
戻りが加速するかは、場中のドル円次第
15日の東京株式市場は、米国株式が4日続伸した動きを受け、買いが先行するとみられる。
日経平均株価の5日線(14日現在で2万1463円)が意識されそうだ。
日経平均株価の予想レンジは、2万1200円-2万1600円を想定する。
米国株は、VIX(恐怖指数)の低下で過度な警戒感が和らぎ、株式に資金が向かった。米国株高を好感した買いが入ると予想する。
 
戻りが加速するかは、場中のドル円次第とはなりそうだ。
為替相場は、ドル・円が1ドル=106円台の後半(14日終値107円40-41銭)と円高に振れている。対ドルでの円高方向への動きから業績への影響が警戒され、上値を抑える格好となる可能性もある。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、14日の大阪取引所終値比315円高の2万1495円だった。
 
【好材料銘柄】
■ペッパーフードサービス <3053>
今期経常は74%増で5期連続最高益更新へ。
 
■ブロードリーフ <3673>
3月31日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施。今期税引き前は9%増益へ。
 
■昭和電工 <4004>
今期経常は66%増で2期連続最高益、前期配当を20円増額・今期は20円増配へ。
 
■出光興産 <5019>
今期経常を31%上方修正・最高益予想を上乗せ。
 
■シンニッタン <6319>
3月31日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施。今期最終を21%上方修正、未定だった配当は3円増配。
 
■キタムラ <2719>
4-12月期(3Q累計)経常は4.6倍増益・通期計画を超過。
 
■木村化工機 <6378>
4-12月期(3Q累計)経常が4.6倍増益で着地・10-12月期も23%増益。
 
■本州化学工業 <4115>
今期経常を21%上方修正、配当も2円増額。
 
■キョウデン <6881>
今期経常を43%上方修正、配当を7円に修正。
 
■ラオックス <8202>
今期経常は21倍増益へ。
 
■シーシーエス <6669>
親会社のオプテックスグループ <6914> が株式交換で完全子会社化する。同社株1株に対し、オプテクスG株1.4株(株式分割後)を割り当てる。

■ダイイチ <7643>
3月31日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施。最低投資金額は現在の2分の1に低下する。
 
■セルシード <7776>
今期最終は黒字浮上へ。
 
■マルマン <7834>
筆頭株主のマルマンコリアが1株295円でTOB(株式公開買い付け)を実施する。買付期間は2月15日から3月29日まで。TOB成立後も同社の上場は維持する方針。
 
■エスユーエス <6554>
3月6日現在の株主を対象に1→4の株式分割を実施。最低投資金額は現在の4分の1に低下する。
 
■ウェルビー <6556>
3月31日現在の株主を対象に1→3の株式分割を実施。最低投資金額は現在の3分の1に低下する。
 
【主な経済指標・スケジュール】
15(木)
12月機械受注(8:50)
《決算発表》
洋ゴム、ジーエヌアイ、サッポロHD、アサヒ、サントリーBF、トレンド、富士ソフト、ホットランド、HANATOUR
 
【海外】
米1月生産者物価指数(22:30)
米1月鉱工業生産(23:15)
米1月設備稼働率(23:15)
米2月ニューヨーク連銀景気指数(22:30)
米2月フィラデルフィア連銀景況感指数(22:30)
米2月NAHB住宅市場指数(2/16 0:00)
米30年インフレ連動国債入札
中国春節休み(〜2/21)
《米決算発表》
ウェイスト・マネジメント、ハンティントン・インガルス・インダストリーズ、フローサーブ、CBSコーポレーション
休場:中国(〜2/21)、韓国(〜2/16)

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。