堅調展開か
【オープニングコメント】 堅調展開か |
30日の東京株式市場は、もみ合いが続きそうだ。
日経平均株価の予想レンジは、2万7200円−2万7500円を想定。(27日終値2万7382円56銭)
先週末の米国株は上昇。ダウ平均は28ドル高の33978ドルで取引を終えた。
日経平均株価は前週25−27日、戻りを試す場面もみられたが、2万7500円が上値として意識される展開だった。
戻り一服感が漂うなか、決算発表が本格化を迎えることから、決算内容を確認したいとして、積極的な売買が控えられる場面も想定される。
為替相場は、ドル・円が1ドル=129円台の半ば(前週末27日は129円94−96銭)、ユーロ・円が1ユーロ=140円台の後半(同141円29−33銭)と、やや円高方向に振れている。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、同27日の大阪取引所清算値比55円高の2万7415円だった。
【好材料銘柄】
■YKT <2693>
前期経常を20%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も3円増額。
■田中化学研究所 <4080>
4-12月期(3Q累計)経常は4.4倍増益・通期計画を超過。
■スペースマーケット <4487> [東証G]
前期経常を赤字縮小に上方修正。
■キャンバス <4575>
抗がん剤候補化合物「CBP501」の膵臓がんに対するオーファンドラッグ(希少疾患治療薬)指定を米国食品医薬品局(FDA)から受領。
■アジアパイルホールディングス <5288>
今期経常を38%上方修正・4期ぶり最高益更新へ。
■イントラスト <7191>
4-12月期(3Q累計)経常が40%増益で着地・10-12月期も58%増益。
■ムラキ <7477>
今期経常を一転34%増益に上方修正、配当も5円増額。
■七十七銀行 <8341>
4-12月期(3Q累計)経常が11%増益で着地・10-12月期も19%増益。
■インテリックス <8940>
発行済み株式数(自社株を除く)の4.8%にあたる42万株(金額で2億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は1月30日から5月24日まで。
■ヒガシトゥエンティワン <9029>
4-12月期(3Q累計)経常が28%増益で着地・10-12月期も48%増益。
■エージーピー <9377>
今期経常を68%上方修正、配当も15円増額。また、発行済み株式数の3.15%にあたる44万株の自社株を消却する。消却予定日は2月10日。
■M&A総合研究所 <9552>
10-12月期(1Q)経常は13億円で着地。通期計画の31.4億円に対する進捗率は44.4%となった。
【主な経済指標・スケジュール】
30(月)
【国内】
《決算発表》
三井住友、OLC、キヤノン、JR東海、NRI、塩野義、オムロン、NEC、カプコン、JPX、中部電、大和証G、大東建、積水化、コーエーテクモ、日立物、東映アニメ、特殊陶、日清粉G、スタンレ電、きんでん、山九、NESIC、ソシオネクスト、マクニカHD、大特鋼、関電工、アンリツ、トプコン、沖縄セルラー、因幡電産、M&Aキャピ、マネックスG、ナガワ、シンプレクスH、Eギャランティ、北陸電、岡三、コネクシオ、横河ブHD、ストライク
【海外】
予定はありません
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。