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小幅続伸、売り買い交錯、米株上昇と円安追い風
【市況】東京株式(寄り付き)=小幅続伸、売り買い交錯、米株上昇と円安追い風
【寄り付き概況】

15日の東京株式市場は売り買い交錯、寄り付きの経平均株価は、前営業日比12円04銭高の2万2368円12銭と小幅続伸で始まった。
東証株価指数(TOPIX)は、2.91ポイント高の1713.86で始まった。
 
足もと強弱感が対立している。前日の米国株市場ではNYダウが100ドルを超える上昇、ナスダック総合指数も50ポイントを超える上げ幅をみせた。
 
また、外国為替市場では1ドル=111円台前半の推移と円安方向に振れており、外部環境は追い風にあるが、前日に日経平均は先物主導で500円近い上昇を見せていたこともあって、一段の上値追いには慎重なムードが漂う。
トルコ情勢も通貨リラの下落は一服したものの、引き続き予断を許さない局面にあり、全体相場は神経質な展開を強いられそうだ。
 
寄り付き時点で業種別では33業種中、23業種が高く、値上がり上位に鉱業、海運、保険など。一方、値下がりで目立つのはその他金融、金属製品、医薬品など。
 
個別では、三菱UFJ、三井住友が買われ、トヨタ、日産自は小幅高。三菱商、国際帝石が上げ、出光興産はしっかり。ニトリHDが強含み、イオンは堅調。KDDI、JR東日本は値上がりしている。
半面、ソフトバンクGの売りが厚く、任天堂も下げ、ファーストリテ、東エレクが甘く、SUMCO、ソニー、キヤノン、ファナックはさえない。
 
 
225先物は、野村・大和・ドイツ・バークレイズ・松井・SBIが買い越し。
アムロ・三菱・モルスタ・GS・クレディ・カブコムが売り越し。
TOPIX先物はSBI・ナティクス・GS・三菱が買い越し。
ソジェン・バークレイズ・メリルが売り越し。
 
外資系等は、セブン銀(8410)、日油(4403)、オリンパ(7733)、朝日イン(7747)、昭和電(4004)、大塚商会(4768)、GMOPG(3769)、ルクルート(6098)、日立金(5486)、住電工(5812)、キーエンス(6861)に注目。
 
テクニカル的には、マツオカ(3611)、中外薬(4519)、東和薬品(4553)、リクルート(6098)、キトー(6409)、トレックスセミ(6616)、JDI(6740)、松井証(8628)、トラスト・テック(2154)、WDB(2475)、帝国繊維(3302)、オープンドア(3926)、オロ(3983)、石原産(4028)、グローバルG(6189)、日機装(6376)、Mimaki(6638)、アルヒ(7198)、日プラスト(7291)、センコー(9069)、USENNEXT(9418)、オオバ(9765)が動兆。