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マザーズ指数は続伸、買い安心感
【市況】東証マザーズ市場(前引け)=マザーズ指数は続伸、買い安心感

東証マザーズ指数は続伸した。前引けは前週末比20.09ポイント高い1002.52だった。
先週末のトランプ米大統領の記者会見では、中国への制裁措置について、想定していたほど厳しいものではなかったことは買い安心感になっている。
また、新型コロナウイルスの感染拡大が収束してきたとして、東京都は1日から幅広い業種で休業要請を緩和し、国内経済の再開期待から投資家心理が上向いた。マザーズ指数は取引時間中としては2018年12月6日以来1年半ぶりに1000の節目を上回った。
急ピッチの上昇に対する警戒感もくすぶっており、「目先の利益を確保する売りが上値を圧迫する要因になる」との指摘も聞かれる。
値上がり銘柄数は222、値下がり銘柄数は85となった。
 
個別では、データセクションがストップ高。SKIYAKI、サイジニアは一時ストップ高と値を飛ばした。cotta、ホットリンク、日本ファルコム、マネーフォワード、メルカリなど21銘柄は年初来高値を更新。UUUM、ポート、カイオム・バイオサイエンス、ITbookホールディングス、弁護士ドットコムが買われた。
 
一方、グッドスピード、ジーエヌアイグループ、フーバーブレイン、和心、キャンバスが売られた。