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値下がり優勢、成長株を中心に売り
【市況】東証グロース(前引け)=値下がり優勢、成長株を中心に売り

 
東証グロース市場はグロースCore、東証マザーズ指数はともに軟調。東証マザーズ指数の前引けは前週末比8.37ポイント(1.14%)安い728.41だった。前日の米市場で長期金利が一時3%台半ばまで上昇した。東京の新興企業向け市場でも割高感が意識されやすい高PER(株価収益率)の成長株を中心に売りが出た。
 
東証グロース市場では、フリーやそーせい、メドレーなど主力株が下落した。一方、エニーカラーが上場来高値を更新。エヌピーシーやGAテクノは上昇した。
値上がり銘柄数129、値下がり銘柄数318と、値下がりが優勢だった。
 
グロース市場上場2日目となるeWeLLは9時に公開価格(1700円)の2.3倍となる3910円で初値を付けた。午前の終値は3875円だった。
 
個別では、Finatextホールディングス、マーキュリーリアルテックイノベーター、HOUSEIが一時ストップ高と値を飛ばした。ハイブリッドテクノロジーズ、ANYCOLOR、日本スキー場開発、サイバー・バズ、サンウェルズなど6銘柄は年初来高値を更新。グローバルセキュリティエキスパート、unerry、アミタホールディングス、ヘッドウォータース、バンク・オブ・イノベーションが買われた。
 
一方、FRONTEO、トランスジェニック、海帆、ピクスタ、JIG−SAWなど26銘柄が年初来安値を更新。VALUENEX、和心、スペースマーケット、アーキテクツ・スタジオ・ジャパン、スマレジが売られた。