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続落、米株堅調も利益確定売り優勢
【市況】東京株式(寄り付き)=続落、米株堅調も利益確定売り優勢
【寄り付き概況】

14日の日経平均株価は前日比38円06銭安の2万2342円93銭で寄り付き、続落して始まった。
東証株価指数(TOPIX)は、1.88ポイント安の1781.61で始まった。
 
前日の米国株市場ではNYダウが小幅ながら3日ぶり反発、ナスダック指数、S&P500指数も小幅ながらプラスで、リスクを回避する動きは一服した。
東京株式市場でも前日まで日経平均が4日続落で前日は300円安と下げ幅も大きかったこともあって、目先リバウンド狙いの買いが入りやすい状況となっている。
ただ、足もとは依然として利益確定の売り圧力に押されている。
 
外国為替市場では1ドル=113円台後半の推移で現状は全体相場に与える影響は限定的だが、取引時間中は為替動向を横目に全体株価もボラティリティが高まる場面も考えられる。
 
寄り付き時点で業種別では33業種中、その他金融、その他製品、証券、金属製品を除いて安い。値下がりで目立つのは石油、鉱業、空運など。
 
個別では、任天堂が買われ、ローム、東エレク、SUMCOは堅調。トヨタ、ホンダも上げ、ブリヂストン、NTT、JTなども値上がりしている。
半面、ソニー、ファナック、スズキ、デンソーが軟調。ソフトバンクG、神戸鋼、味の素が下げ、アカツキは大幅安になっている。