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マザーズ指数は続伸、アフターコロナ関連物色
【市況】東証マザーズ(大引け)=マザーズ指数は続伸、アフターコロナ関連物色
東証マザーズ指数は前週末比20.36ポイント高の1002.79ポイントと続伸。2018年12月以来となる1000ポイント回復を果たした。
朝方は小高く始まったものの、日経平均が上げ幅を広げる中でマザーズ指数も同様の値動きになった。前週から上げ一服感が出ていたアンジェスに代わってPSSが大きく上昇するなど、「新型コロナの治療薬・ワクチン関連は物色が循環している」という。リモートワークや遠隔授業など「コロナ後」の新しい生活様式への関心が高まり、関連したサービスが次々と発表されるため、新興企業市場は「材料が途切れない」状態だ。
PSSが買われ、弁護コムは上場来高値。UUUM、カイオムも急伸した。半面、アンジェスは反落した。

売買代金は概算で2071.41億円。騰落数は、値上がり219銘柄、値下がり96銘柄、変わらず6銘柄となった。

個別では、FRONTEO、データセクション、シルバーエッグ・テクノロジー、ZUU、松屋アールアンドディがストップ高。SKIYAKI、サイジニア、ポートは一時ストップ高と値を飛ばした。cotta、ロコンド、ホットリンク、日本ファルコム、マネーフォワードなど27銘柄は年初来高値を更新。UUUM、エードット、ITbookホールディングス、弁護士ドットコム、リビン・テクノロジーズが買われた。
 
一方、グッドスピード、ジーエヌアイグループ、JMC、駅探、はてなが売られた。