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132円高、6日連続の年初来高値更新
東京株式(大引け)=132円高、6日連続の年初来高値更新
【大引け概況】
10日の日経平均株価は6日続伸した。終値は前週末比132円80銭高の2万0823円51銭だった。
 
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連日で年初来高値を更新し、2015年7月21日以来の高値を回復。アベノミクス相場の高値(2万0868円03銭)まで約45円に迫った。
 
世界的な経済の強さが投資家心理に刻まれるなか、リスク選好の流れが続いた。前週末まで日経平均株価は5連騰を記録していただけに目先スピード警戒感から利益を確定する売りも出たが、これを完全に吸収する形で後場後半に一段高となった。
 
10月後半に本格化する3月期決算企業の9月期中間決算の発表を前に、利益の伸びを期待できる銘柄を物色する動きがみられた。
 
日経平均の6日続伸は16年12月6〜16日(9日続伸)以来となる。
JPX日経インデックス400は続伸し、終値は前週末比67.52ポイント高の1万4959.51。東証株価指数(TOPIX)も続伸し同7.98ポイント高の1695.14だった。ともに年初来高値を更新した。
 
22日投開票の衆院選が10日に公示された。一部世論調査で小池百合子東京都知事が率いる希望の党の支持率が伸び悩んだ。「与党が大きく負けるとの懸念が後退した」ことも投資家の買いを後押ししたという。
 
東証1部の売買代金は概算で2兆5442億円。売買高は14億8520万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1421と全体の70%を占めた。値下がりは523、変わらずは86銘柄だった。
 
個別では、傘下企業がモンゴルで風力発電所を稼働させたソフトバンクが買われた。3〜8月期の営業利益が前年同期比6%増えたと伝わったセブン&アイは大幅高。
米フィラデルフィア半導体株指数の上昇を受け、東エレクも上昇した。
東証によるTOPIX構成銘柄の浮動株比率の見直しで、比率が上昇したリクルートやキーエンスは上げた。
フルキャストホールディングスが値を飛ばし、パソナグループは大幅上昇、モリテック スチールはストップ高に買われた。シュッピンも大幅高となった。
 
一方、米ハリケーン被害の保険金支払いが膨らむとの懸念からMS&ADが下げた。三菱商や丸紅も安い。原発事故訴訟で損害賠償支払いを裁判所に命じられた東電HDは売られた。アルミ製部材の性能データ改ざん問題が発覚した神戸鋼はストップ安に売り込まれた。
神鋼商事がストップ安に売り込まれ、エスクロー・エージェント・ジャパンも大幅安。
東京個別指導学院、トーセ、ペッパーフードサービスなども下落した。
 
 
東証2部株価指数は前週末比26.48ポイント高の6818.38ポイントと続伸した。
値上がり銘柄数は269、値下がり銘柄数は191となった。
 
個別では、パシフィックネットが一時ストップ高と値を飛ばした。桧家ホールディングス、E・Jホールディングス、イーグランド、eBASE、寺岡製作所など24銘柄は年初来高値を更新。
ノダ、図研エルミック、杉村倉庫、ぷらっとホーム、ASTIが買われた。
 
一方、神鋼環境ソリューションが年初来安値を更新。大興電子通信、サイバーステップ、フジックス、日本タングステン、リヒトラブが売られた。