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やや上げ幅を広げる
【市況】東京株式(後場寄り付き)=やや上げ幅を広げる
【後場寄り付き概況】

後場の日経平均は前週末比131円53銭高の2万550円34銭と前引けよりやや上げ幅を広げて取引を開始した。
日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに堅調な値動きだが、上値は限られている。
海外株高や円高の一服感が下支えとなっている。ただ、世界的な景気の先行きに対する不透明感が投資家心理を圧迫し、買いの勢いは感じられない。
 
後場はこう着感が意識されやすいものの、アジア株も堅調に推移するなか、日経平均は2万550円を上回っての推移が続いている。なお、中小型株が相対的に優位となっている。
 
業種別では、3%上昇している石油石炭が上昇率トップとなるなか、サービス、水産農林、陸運の3業種がマイナス圏で推移している
 
個別では、ソフトバンクGが高く、ユニー・ファミマは上伸し、ZOZO、ファーストリテ、任天堂が値を上げ、ソニー、ファナック、トヨタは底堅い。三菱UFJ、三井住友は堅調。KLabが大幅高となっている。
半面、キーエンス、アドバンテス、三菱商が下落、神戸物産は大幅安。OLC、リクルートHDがさえない。
 
ランチバスケットは差し引き売り買い均衡との観測。