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小幅続落、主要企業の決算見極めで
【市況】東京株式(寄り付き)=小幅続落、主要企業の決算見極めで
【寄り付き概況】

6日の日経平均株価は続落して始まった。始値は前日比43円14銭安の2万2471円71銭だった。
 
前日の米国株市場では経済指標の改善を好感してNYダウ、ナスダック総合指数など主要株指数が揃って上値追いを続け、ナスダック総合指数は6連騰で連日の史上最高値更新となるなどリスクオンムードが強い。東京株式市場でもリスク許容度の高まった外国人投資家などの買いが期待できる局面だが、2万2000円台半ばは戻り売り圧力も強く、前日に続き上値の重い展開が想定される。
トヨタや任天堂など主要企業の2020年4〜6月期の決算発表を前に、投資家の様子見姿勢が強まっている。
 
新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかからず、経済活動への影響が長期化するとの懸念があるほか、足もとの企業の決算発表を見極めたいとの思惑も買いを手控えさせている。
 
個別では、東エレク、富士通、ファナックが安く、アドバンテス、TDK、ファーストリテはさえない。半面、ダイキン、住友鉱、ヤマハが買われている。