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米ドル売りが優勢の展開、このあと2月ミシガン大学消費者信頼感などの発表。
【為替】米ドル売りが優勢の展開、このあと2月ミシガン大学消費者信頼感などの発表。
[概況]

16日東京時間の外国為替市場は、米ドル売りが優勢となった。米ドル円は一時105.540円まで、本営業日の安値を更新する一方で、ユーロ米ドルは一時1.2556米ドルまで本営業日の高値を更新するなど、米ドル売りが優勢となる相場展開となった。

この値動きについて一部の市場参加者からは、106円を割り込むと急速に下値を広げているところを見ると、ストップオーダーを巻き込んだ可能性があり、相当量のポジションが調整されたのではないかといった声が聞かれた。

現在は、戻りを試している状態となっており、米ドル円は106.000円を挟んで小動きとなっている。この後の時間については、22:30に2月ミシガン大学消費者信頼感(予想:95.5 前回:95.7)などの発表を控えており注目されている。

最近は、90台で横ばい状態となっており消費者動向は良い状態を維持しているようだ。しかし、先日発表された米小売売上高は一転して弱い数字が発表されていることから、今回の消費者信頼感指数に影響していることも考えられ、予想外の下落に注意したほうが良さそうか。

[提供:カネツFX証券株式会社]