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日経ジャスダック平均は3日ぶり反落、利益確定の動き
【市況】ジャスダック市場(大引け)=日経ジャスダック平均は3日ぶり反落、利益確定の動き
 

日経ジャスダック平均株価は3日ぶりに小幅反落した。終値は前日比3円23銭安い3410円89銭となった。
日経平均株価の上昇を好感して午前は堅調に推移したが、後場に入ると利益確定売りに押され下げに転じた。ワークマンが大幅安となったほか、夢の街創造やUTも売られた。

市場からは「大型株に比べ内需中心の中小型株は今後の業績が厳しいとの見方が根強く、内需銘柄が多いマザーズがジャスダックより下げ幅が大きくなった」との見方があった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で680億円と、今年2月28日以来の高水準だった。売買高は7454万株。値上がり銘柄数は304、値下がり銘柄数は288となった。
 
個別では、夢の街創造委員会、ほぼ日、東邦レマック、五洋インテックス、川辺が年初来安値を更新。ズーム、ワークマン、幸和製作所、イメージ ワン、HAPiNSが売られた。
 
一方、プロパスト、田中化学研究所がストップ高。ニッパンレンタル、日本興業は一時ストップ高と値を飛ばした。麻生フオームクリート、ヴィレッジヴァンガードコーポレーション、シンポ、小田原エンジニアリング、ハーモニック・ドライブ・システムズなど22銘柄は年初来高値を更新。リーバイ・ストラウス ジャパン、アスコット、フォーバル・リアルストレート、ホロン、デ・ウエスタン・セラピテクス研究所が買われた。