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マザーズ指数は3日続落、投資家心理の悪化
【市況】東証マザーズ(大引け)=マザーズ指数は3日続落、投資家心理の悪化

東証マザーズ指数は前日比3.91ポイント安の1167.90ポイントと3日続落した。
東証1部市場の下落に連動した動きが続く。前場には一時4%近く下げる場面があった。
投資家心理の悪化からIT(情報技術)関連などの指数寄与度の高い銘柄など幅広い銘柄に売りが出た。ただ、「新型コロナウイルスが落ち着いた後も電子商取引(EC)などの業態が定着するとみておりIT株の成長期待は高い」との見方もあり、下値では押し目買いを入れた投資家もいたもよう。
「運用意欲旺盛な個人投資家も、今週後半は撤退モードだった」とされ、値下がり銘柄の数が値上がりの数を上回った。新興企業は足元の業績より先行きの成長性を見た買いが多くなる分、金利上昇には弱く、前場はマザーズ指数の下落率が大きくなった。休日を前に、後場は売方の買い戻しも入った。
値上がり銘柄数は92、値下がり銘柄数は242となった。
 
個別ではアールプランナー、タスキ、アララ、ビートレンド、インターファクトリーなど18銘柄が昨年来安値を更新。ホットリンク、INCLUSIVE、Kudan、コマースOneホールディングス、HANATOUR JAPANが売られた。
 
一方、sMedioがストップ高。アクシージア、日本ホスピスホールディングス、交換できるくん、カラダノート、colyが買われた。