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171円高と買い優勢、米株高受け
【市況】東京株式(寄り付き)=171円高と買い優勢、米株高受け
【寄り付き概況】

19日の日経平均株価は続伸して始まった。
始値は前週末比171円66銭高の2万0590円47銭だった。前週末の米国株式相場や欧州主要国の株価指数が軒並み上昇したことで、投資家心理が改善している。
外国為替市場で対ドル・対ユーロで円高が一服していることも相場の支えとなり、日経平均の上げ幅は200円を超えた。
 
ただ、米中摩擦に対する懸念が依然としてくすぶるほか、香港のデモなどアジア地政学リスクに対する警戒感もあり、買い一巡後は上値が重い可能性も指摘されている。今週22~24日に開催されるジャクソンホール会議でのパウエルFRB議長の講演に対する注目度も高く、これを見極めたいとの思惑から積極的な買いが入りづらい。
 
寄り付き時点で業種別では33業種全面高で、値上がり上位に金属製品、石油、海運、建設、ガラス土石など。
 
個別では、SUMCO、三和HD、LIXILG、三井不、タカラレーベン、住友不は買われている。出光興産、JXTGは堅調で、ソニー、東エレク上昇している。ソフトバンクG、ファーストリテ、ZOZOは強含み、三菱UFJ、三井住友、みずほFGは値を上げている。
 
半面、三菱商、リクルートHD、ユニゾHDは値を下げ、神戸物産、ブリヂストンは売られている。
 
225先物は、野村・クレディ・モルスタ・アムロが買い越し。
ソジェン・ドイツ・SBI・JP・楽天・カブコムが売り越し。
TOPIX先物はソジェン・シティ・UBS・モルスタが買い越し。
GS・バークレイズ・三菱・JPが売り越し。
 
テクニカル的には、大和ハウス(1925)、いちご(2337)、システム情報(3677)、アカツキ(3932)、参天(4536)、大幸薬品(4574)、CTC(4739)、ディスコ(6146)、酒井重(6358)、富士通(6702)、アズビル(6845)、図研(6947)、アズワン(7476)、ネットワン(7518)、東エレ(8035)、TOC(8841)、ワイヤレスG(9419)、ニトリ(9843)が動兆。