兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。

OCN版はコチラ

続落スタート、米株安を受け売り優勢
【市況】東京株式(寄り付き)=続落スタート、米株安を受け売り優勢
【寄り付き概況】

15日の日経平均株価は前日比129円03銭安の2万2250円98銭で寄り付いた。
 
前日の欧米株市場は総じて軟調、米国株市場ではNYダウなど主要3指数がいずれも下落、東京株式市場でもこれに追随して上値の重い展開になるだろう。
前日の日経平均はわずかながらマイナスで引け、5日続落となっており、目先調整ムードが強まっている。
外国為替市場で1ドル=113円台前半とやや円高方向に振れていることもネガティブに作用している。一方、企業の好業績期待を背景に下値では押し目買いの動きも想定され、売り一巡後の動きが注目される。
 
寄り付き時点で業種別では33業種中、保険、その他製品、紙パルプ、水産の4業種が高い。値下がりで目立つのは鉱業、非鉄、建設、精密機器、石油など。
 
個別では、トヨタ、ファナック、SUMCO、ソニー、JXTG、三井物、郵船が安く、神戸鋼、住友鉱、みずほFG、三井住友がさえず、ソフトバンクG、ファーストリテ、リクルートHDは売られている。
半面、第一生命が買われ、任天堂はしっかり。大塚HD、昭和電工が値を上げ、三井金、Vテク、東エレク、キーエンスは高い。
 
外資系等はニフコ(7988)、昭和電(4004)、三和(5929)、SMC(6273)、浜ホト(6965)、東京精密(7729)、朝日イン(7747)、サイバーダイン(7779)、ヤオコー(8279)、第一生命(8750)、トラコス(9715)、ソフトバンク(9984)、丸井(8252)、キッコーマン(2801)、トリドール(3397)、IIJ(3774)、楽天(4755)、福島工(6420)、IBJ(6071)、パンチ(6165)、やまびこ(6250)、日精樹脂(6293)、ヤオコー(8279)、CKD(6407)、イーグル(6486)、太平洋セ(5233)、前田建(1824)、五洋(1893)、パーソル(2181)、大成建(1801)に注目。
 
225先物はSBI・野村・GS・クレディ・パリバが買い越し。
アムロ・モルスタ・ドイツ・大和・UBS・日興・バークレイズが売り越し。
TOPIX先物はドイツ・モルスタ・クレディ・SBI・ソジェン・バークレイズが買い越し。
JP・アムロ・メリル・GSが売り越し。
 
テクニカル的には、東亜建(1885)、協和エク(1951)、JBR(2453)、ハウス食(2810)、ニチレイ(2871)、ケンコー(2915)、ディア・ライフ(3245)、東洋炭素(5310)、北川鉄(6317)、荏原実(6328)、荏原(6361)、木村化(6378)、福島工(6420)、Mimaki(6638)、オプテックス(6914)、ホトニクス(6965)、市光工(7244)、ヨロズ(7294)、三城(7455)、理計器(7734)、メニコン(7780)、鴻池運(9025)が動兆。