兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。

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19日の東京株式市場は,強い動きを予想。
【オープニングコメント】
19日の東京株式市場は,強い動きを予想。
日経平均株価の予想レンジは、2万1300円−2万1500円を想定する。
18日のNYダウ、ナスダック総合指数がともに史上最高値を更新している
また、欧州の主要株式も上昇するなど、世界的な株高の動きを受け、買い優勢の展開が続きそうだ。
個別に過熱感が強いものが少なく、指数の上昇を阻む要素が少ない。
ここからは米国の企業決算も本格化し、来週にかけては国内企業の決算も出始める。押し目を作ることなく指数の上昇が続く展開も想定しておく局面であろう。
 
為替相場は、ドル・円が1ドル=112円台の後半と円安に振れている。
足元で大型株の堅調な動きが続くなか、輸出関連の大型株を中心とした物色が継続するとみられる。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、18日の大阪取引所終値比100円高の2万1450円だった。
 
東証寄り付き前段階での主要外国証券経由の注文動向は、売り1310万株、買い1430万株で、差し引き120万株の買い越し。買い越しは4営業日ぶり。金額も買い越し。
売りセクターに、電機、薬品、銀行、証券、陸運、建設、商社、自動車、REIT、機械など。買いセクターに、電機、銀行、サービス、化学、REIT、薬品、その他製品、通信、その他金融など。

 
【好材料銘柄】 
■eBASE <3835>
上期経常を一転35%増益に上方修正・最高益更新へ。
 
■ゼット <8135>
株主優待制度を新設。「ゼットオンラインショップ」の取扱商品を20%割引で購入できる優待制度。対象は毎年3月末と9月末時点で100株以上を保有する株主。期間中は何回でも利用できる。
 
■セゾン情報システムズ <9640>
上期経常を36%上方修正・6期ぶり最高益更新へ。
 
■ロゼッタ <6182>
開発中の最新翻訳機モデルが医学や化学など数種類の分野の英日翻訳で精度95%に到達。精度95%とは、ほぼ人間に匹敵する精度として同社が2025年までの到達目標に設定していた水準で、「プロの専門翻訳者以下、非専門翻訳者以上」のレベル。この精度をすべての主要分野にも適用することをめざし、開発先行投資の大幅増額を行う。これを踏まえ、今期経常を一転79%減益に下方修正した。
 
【主な経済指標・スケジュール】
19(木)
9月貿易統計(8:50)
8月全産業活動指数(13:30)
5年国債入札
《決算発表》
DNAチップ
 
【海外】
中国7-9月期GDP(11:00)
中国9月小売売上高(11:00)
中国9月都市部固定資産投資(11:00)
中国9月鉱工業生産(11:00)
EU首脳会議(〜10/20)
米10月フィラデルフィア連銀製造業景況感指数(21:30)
米9月CB景気先行総合指数(23:00)
米30年インフレ連動国債入札
《米決算発表》
BB&T、ベライゾン・コミュニケーションズ、ペイパル・ホールディングス、トラベラーズ・カンパニーズ、ニューコア、バンク・オブ・ニューヨーク・メロン、インテューイティブ・サージカル、イー・トレード・ファイナンシャル
休場:インド(〜10/20)
 
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。