安倍首相3選を果たすも神経質に。
【為替】安倍首相3選を果たすも神経質に。
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20日の東京外国為替市場は、安倍首相が自民党総裁選で3選を果たしたことを受け、神経質に推移する場面があった。
この背景には総裁選の結果の内容が挙げられる。
総裁選は結果だけ見てしまえば安倍首相の勝利だが、その内容は安倍首相の党員票の獲得が、事前予想を下回るという今後の政権運営の先行きに不安を残すものだった。
これを受け、金融市場は神経質な反応を示し、米ドル円は短時間のうちに20銭近く下落した。
ただ、その後は落ち着きを取り戻し、現在米ドル円は112.20円近辺まで水準を戻している。
この後の円相場は、やや波乱があったものの、目先の大きなイベントを通過したことにより、ひとまず安定的に推移しそうか。
米ドル円に関していえば直近高値113.150円(7/19高値)近辺が上値目標となりそうだ。
[提供:カネツFX証券株式会社]