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144円高 反発スタート、円安・ドル高受け
【市況】東京株式(寄り付き)=144円高 反発スタート、円安・ドル高受け
【寄り付き概況】

15日の日経平均株価は、前営業日比144円63銭高の2万2883円24銭で始まった。
東証株価指数(TOPIX)は、9.63ポイント高の1793.52で始まった。
 
前日のNYダウは小幅ながら続落したが、ナスダック指数は反発して過去最高値を更新、
外国為替市場では1ドル=110円60銭近辺の推移と円安方向に振れる一方、対ユーロでは円高に傾く動きがみられているが、株価は対ドルの動きを材料視したもよう。主力株中心にリスク選好の流れにある。
ECB理事会では量的緩和の年内終了を発表したが、同時に来年夏まで利上げしない方針を示したことでユーロ圏の国債利回りが低下、欧州株は軒並み上昇した。
ただ、日経平均2万3000円近辺では戻り売り圧力も意識され、買い一巡後は上値も重いとの見方が出ている。
 
寄り付き時点で業種別では33業種中、30業種が高く、値上がり上位にその他製品、水産、医薬品、精密機器、ガラス土石など。
 
個別では、任天堂が堅調で、村田製、ソニー、キーエンス、トヨタはしっかりで、曙ブレーキが続伸スタート。JT、ファーストリテは値を上げ、ソフトバンクGが小高い。OLC、スクエニHDが大幅高、東京海上は反発している。
半面、東エレク、SUMCO、アドバンテスが続落し、東海カ、信越化、三菱UFJ、三井住友、楽天、東レが売られている。
 
225先物は、クレディ・モルスタ・アムロ・シティ・GSが買い越し。
野村・みずほ・大和・メリルが売り越し。
TOPIX先物はGS・クレディ・ドイツ・大和が買い越し。
メリル・パリバ・JP・みずほ・アムロが売り越し。
 
外資系等は、大日住薬(4506)、清水建(1803)、ヤーマン(6630)、スクエニ(9684)、ステラケミ(4109)、ハウス食(2810)、フジッコ(2908)、ソニー(6758)、アイシン(7259)、ダイヘン(6622)、くら(2695)、日揮(1963)、千代建(6366)、村田(6981)、太陽誘電(6976)に注目。
 
テクニカル的には、JT(2914)、きちり(3082)、BEENOS(3328)、エムアップ(3661)、ネオジャパン(3921)、ポーラ(4927)、曙(7238)、タカノ(7885)、フジ(8278)、USENNEXT(9418)、アイドマ(9466)、関電(9503)が動兆。