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日経ジャスダック平均は3日続落、リスク回避目的の売り
【市況】ジャスダック市場(大引け)=日経ジャスダック平均は3日続落、リスク回避目的の売り
 
日経ジャスダック平均株価は3日続落した。終値は前週末比53円22銭安い4046円36銭となった。内閣支持率の低下が伝わった安倍晋三政権への先行き不透明感が強まり、リスク回避目的の売りが出た。主力の新興企業株などにも海外投資家などが売りを出したという。ジャスダック平均は昨年3月末時点を上回る水準にあり、期末に向けて機関投資家の利益確定売りが出やすいとの声も聞かれた。
 
ジャスダック市場の売買代金は概算で986億円、売買高は1億5186万株だった。
値上がり銘柄数は157、値下がり銘柄数は531となった。
 
個別では、ニチダイが一時ストップ安と急落した。ウエストホールディングス、シベール、ありがとうサービス、No.1、フロイント産業など10銘柄は昨年来安値を更新。アール・エス・シー、システム ディ、IGポート、オービス、クレオが売られた。
 
一方、ドーン、仙波糖化工業、FCMがストップ高。新都ホールディングス、カーディナルは一時ストップ高と値を飛ばした。秋川牧園、シード平和、三信建設工業、テラ、三ツ知など16銘柄は昨年来高値を更新。アミタホールディングス、ジェイテック、グリムス、買取王国、エヌジェイホールディングスが買われた。