明日も引き続き不安定な地合いか
明日も引き続き不安定な地合いか |
国内政治への不安感が全体相場の重荷となり、売り優勢の展開となった。
2万1600円を下回って始まった日経平均は、その後2万1600円を回復する場面もみられた。しかし、先物主導のインデックス売りが断続的に出ているとみられ、主力大型株が日経平均を押し下げる格好から、前場半ばには2万1400円を下回っている。
後場は2万1500円を挟んでの底堅さが意識されていたが、一方で、中小型株の下げがきつくセンチメントが悪化している。
終値でも9日以来6営業日ぶりに25日移動平均線(2万1674円28銭=19日)を下回ってきた。
明日(20日)の東京株式市場は、森友学園への国有地売却を巡る財務省による決裁文書改ざん問題による国内政治情勢の不透明感が継続することから、買い手控え姿勢の強いなか、日経平均株価は続落となりそうだ。
休み明けにFOMCの結果を消化するというスケジュールのため、明日も引き続き不安定な地合いが想定される。
■日経平均サポート&レジスタンス
日経平均株価 21480.90円 -195.61
レジスタンス
22369.84 ボリンジャーバンド25日+2σ
22252.85 26週線
22195.60 週足一目均衡表の基準線
22022.05 ボリンジャーバンド25日+1σ
21929.28 ピボットHBOP
21794.16 ピボット抵抗線2
21741.35 5日線
21719.66 一目均衡表基準線
21674.27 25日線
21659.04 高値
21637.12 ピボット抵抗線1
21586.55 一目均衡表転換線
21575.45 3月SQ値
21537.90 寄付
21502.00 ピボット
サポート
21374.23 ボリンジャーバンド26週-1σ
21366.88 安値
21344.96 ピボット支持線1
21326.49 ボリンジャーバンド25日-1σ
21278.96 200日線
21209.84 ピボット支持線2
21190.11 2月SQ値
21052.80 ピボットLBOP
20978.71 ボリンジャーバンド25日-2σ
20944.10 52週線
20630.92 ボリンジャーバンド25日-3σ
20495.61 ボリンジャーバンド26週-2σ
19616.99 ボリンジャーバンド26週-3σ
19601.40 週足一目均衡表の雲上限
18335.63 04/14 終値(終値昨年来安値)
ボリンジャーバンドでは-1σと中心値(25日)とのレンジ内で推移。
バンドが横ばい推移しており、-1σを下回ってくるようだと、-2σが位置する2万1000円処が意識されてくるだろう。週間形状では26週線に上値を抑えられる現在のもち合いレンジ内での推移だが、52週線が意識されてくる。
【信用規制・解除】
○ヴィンクス <3784> [JQ]
東証と日証金が20日売買分から信用取引に関する臨時措置を実施する。
東証は委託保証金率を現行の30%以上→50%以上(うち現金を20%以上)に、日証金も同様に貸借取引自己取引分などの増担保金徴収率を現行の30%→50%(うち現金を20%)とする。