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日経ジャスダック平均は反落、売りが優勢
【市況】ジャスダック市場(大引け)=日経ジャスダック平均は反落、売りが優勢
 

日経ジャスダック平均株価は反落した。終値は前日比6円78銭安い3809円12銭だった。前日にナスダック総合株価指数など米株式相場が大幅上昇したことを背景に朝方は高く始まった。ただ同時間帯の米株価指数先物が軟調に推移したことでリスクを取る姿勢が後退。直近の新規株式公開(IPO)関連など足元まで値動きが軽かった銘柄への売りが優勢となり、下げに転じた。
アピリッツや室町ケミカル、ワークマンなどが下落した。半面、出前館や高度紙、フェローテクなどは上昇した。
ジャスダック市場の売買代金は概算で780億円、売買高は1億5351万株だった。値上がり銘柄数は237、値下がり銘柄数は381となった。
 
個別では、アピリッツが一時ストップ安と急落した。MITホールディングス、まぐまぐ、室町ケミカル、ジオコードは昨年来安値を更新。シーズメン、シンバイオ製薬、ヒビノ、ジェイエスエス、クルーズが売られた。
 
一方、日本銀行がストップ高。コモ、夢真ホールディングス、バッファロー、ニッポン高度紙工業、アピリッツなど10銘柄は昨年来高値を更新。アクサスホールディングス、出前館、トレードワークス、ジオマテック、アンビスホールディングスが買われた。