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106円高と続伸、米株高を受け買い先行
【市況】東京株式(寄り付き)=106円高と続伸、米株高を受け買い先行
【寄り付き概況】

 
12日午前の東京株式市場は、前週末の米国株高を映して買いが先行。日経平均株価は前営業日比106円37銭高の2万9874円43銭と続伸して始まった。
 
前週末の米国株市場では景気回復期待などを背景に主力株が買われ、NYダウなど主要株指数は大引けにかけて上げ幅を急速に広げる展開となった。NYダウは300ドル近い上昇で史上最高値を更新したほか、米長期金利が落ち着いた動きにあることで、ナスダック総合指数も最高値更新が目前となっている。
米国では新型コロナウイルスのワクチン接種が加速している。国内でも12日から高齢者を対象としたワクチン接種が始まる。ワクチンの普及期待は一定の相場の支えとなっている。
 
東京株式市場もリスクオンの流れを引き継ぎ日経平均が続伸し、3万円大台を意識する局面にあるだろう。
ただ、ここ3万円台では利益確定の売り圧力の強さが確認されていることもあって、上値を積極的に買い進む動きも見込みにくい。新型コロナウイルスの感染者数増加を背景に“まん延防止”措置の対象地域が広がりをみせていることや、企業の決算発表が今後本格化することで、これを見極めたいとの思惑が上値を押さえそうだ。
 
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は続伸している。
 
東京外国為替市場は午前9時24分時点で、1ドル=109円台の半ば(前週末9日は1ドル=109円50−51銭)、1ユーロ=130円台の半ば(同130円27−31銭)で取引されている。
 
個別では、今期純利益が前期比67%増との見通しを発表した安川電が大幅安。前期が過去最大の赤字となったイオンも下げている。アドテスト、エムスリー、ファナック、ソニーG、レーザーテックも安い。
一方、東芝が大幅高。ソフトバンクG、ファストリ、KDDI、資生堂が高い。
 
12日午前の東京株式市場は、前週末の米国株高を映して買いが先行。日経平均株価は前営業日比106円37銭高の2万9874円43銭と続伸して始まった。
 
前週末の米国株市場では景気回復期待などを背景に主力株が買われ、NYダウなど主要株指数は大引けにかけて上げ幅を急速に広げる展開となった。NYダウは300ドル近い上昇で史上最高値を更新したほか、米長期金利が落ち着いた動きにあることで、ナスダック総合指数も最高値更新が目前となっている。
米国では新型コロナウイルスのワクチン接種が加速している。国内でも12日から高齢者を対象としたワクチン接種が始まる。ワクチンの普及期待は一定の相場の支えとなっている。
 
東京株式市場もリスクオンの流れを引き継ぎ日経平均が続伸し、3万円大台を意識する局面にあるだろう。
ただ、ここ3万円台では利益確定の売り圧力の強さが確認されていることもあって、上値を積極的に買い進む動きも見込みにくい。新型コロナウイルスの感染者数増加を背景に“まん延防止”措置の対象地域が広がりをみせていることや、企業の決算発表が今後本格化することで、これを見極めたいとの思惑が上値を押さえそうだ。
 
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は続伸している。
 
東京外国為替市場は午前9時24分時点で、1ドル=109円台の半ば(前週末9日は1ドル=109円50−51銭)、1ユーロ=130円台の半ば(同130円27−31銭)で取引されている。
 
個別では、今期純利益が前期比67%増との見通しを発表した安川電が大幅安。前期が過去最大の赤字となったイオンも下げている。アドテスト、エムスリー、ファナック、ソニーG、レーザーテックも安い。
一方、東芝が大幅高。ソフトバンクG、ファストリ、KDDI、資生堂が高い。