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北朝鮮リスクの後退やNY連銀総裁発言にドルは買われる
【為替】北朝鮮リスクの後退やNY連銀総裁発言にドルは買われる
[概況]

欧州株式市場は上昇で始まり、為替市場は円売り優勢となってドルは上値を伸ばし、米国債利回りの上昇もあって序盤に当日高値109.810円まで上昇した。
 
其の後は揉み合いとなり、NY市場序盤に109円台前半に落ちたあと109円半ばを挟んで揉み合いとなったが、中盤にNY連銀総裁が「経済が予想通り展開すれば、年内もう一度の利上げを支持」と発言した事が伝わるとドルは買われて一段高となった。
 
其の後は北朝鮮リスクの後退もあってドルは109円台後半で推移し、最後は前週末比+62銭高の109.680円で引けた。ドルは109円台後半を回復したが、夏休み期間中という事もあって110円台に乗せるまでは買いが続かなかった。本日以降は米経済指標の発表が続くが、悪い(或いは良い)指標ばかりが続くとも思えず、揉み合い継続と見るのが妥当ではないか。


[提供:カネツFX証券株式会社]