兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。

OCN版はコチラ

「需給は常識外の展開」
「需給は常識外の展開」
 
「需給は常識外の展開」
 
 
水曜のNY株式市場で主要3指数はそろって続伸。
NYダウは4日続伸で27000ドル台。
NASDAQは6日続伸。
3日連続で史上最高値を更新した。
ウォルト・ディズニーが第3四半期決算は赤字に転落したものの、調整後ベースでは黒字を確保したことを好感。
8.8%高は1日の上昇率としては3月24日以来の大きさ。
NYダウとS&P押し上げに寄与した。
S&P500採用銘柄のうち384社が決算を発表。
23.5%が予想を上回る結果で94年以来の好成績となっている。
ISM非製造業総合指数(NMI)は58.1と16カ月ぶりの高水準。
市場予想は55.0だった。
新規受注指数が過去最高水準に達した。
一方7月のADP全米雇用報告は、民間部門雇用者数の伸びが16万7000人。
前月の431万4000人から鈍化。
市場予想の150万人も大幅に割り込んだ。
「7日発表の雇用統計で一段と弱い数値が発表されるかもしれない」という懸念が台頭。
10年国債利回りは0.549%。
2年国債利回りは0.119%。
ドル円は105円台半ば。
SKEW指数は139.59と低下。
恐怖と欲望指数は67→70。
少し過熱感が出てきた。
 
水曜の日経平均は寄り付き94円安。
終値58円安の22514円と3日ぶりに反落。
前引けのTOPIXは0.58%の下落。
日銀のETF買いへの期待から後場、下落幅を縮した。
結局日銀は1003億円のETFを買っていた。
(先月は1日1002億円だったから1億円増)。
水曜は3週連続安。
ただ日足は3日連続の陽線。
「ここでチョッと一休み」という格好だった。
東証1部の売買代金は2兆1781億円と6日連続2兆円超。
値上がり981銘柄(前日1807銘柄)。
値下がり1090銘柄(前日316銘柄)。
新高値38銘柄(前日76銘柄)。
新安値6銘柄(前日51銘柄)。
騰落レシオは87.08(前日83.82)。
6月29日以来27日連続の2ケタ。
NTレシオは14.48倍に低下(前日14.51倍)。
サイコロは4勝8敗で33.33%。
右肩下がりの25日線(22507円)からは△0.03%。
2日連続で上回った。
右肩上がりの75日線は21602円。
横ばって来た200日線(21969円)から△2.48%。
右肩上がりに転じた5日線(22266円)から△1.11%。
2日連続で上回った。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲17.266%(前日▲17.660%)。
買い方▲10.205%(前日▲10.648%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲24.477%(前日▲24.473%)。
買い方▲17.911%(前日▲19.197%)。
空売り比率は38.5%(26日連続の40%割れ:前日38.4%)。
空売り規制なしの比率は5.4%。
Quick調査の7月31日時点の信用評価損率は▲20.60%(前週▲17.33%)。
2週ぶりの悪化。
7月31日時点の裁定売り残は1332億円減の1兆6393億円。
(当限は1兆4033億円)
2週ぶりの減少。
同裁定買い残は93億円減の3606億円。
(当限は2879億円)。
2週ぶりの減少。
日経HVは19.1、日経VIは21.56。
日経平均採用銘柄の予想PERは19.20倍(前日19.04倍)。
前期基準では17.50倍。
EPSは1172円(前日1185円)。
暫定PERは19.20倍。
計算上のEPSは1172円。
225のPBRは1.07倍。
BPSは21041円(前日21133円)。
225先物採用銘柄の益回りは5.21%(前日5.25%)。
配当利回りは2.09%。
東証1部全銘柄だと予想PERは21.41倍。
前期基準では18.70倍。
東証1部全銘柄のPBRは1.18倍。
ドル建て日経平均は213.07(前日212.74、12月13日が219.64)。
東証1部単純平均株価は0.99円高の2067円。
(2019年末2327円、2018年末2077円、2017年末2946円)。
売買単価は1807円(前日1787円)。
東証1部の時価総額は593兆円(前日594兆円)。
シカゴ225先物終値は大証日中比40円安の22470円。
高値22620円、安値22340円。
大証夜間取引終値は日中比50円安の22460円。
気学では「安値にあると急伸することあり。押し目買い良し」。
金曜は「押し目買い方針良し」。
ボリンジャーのプラス1σが22786円。
プラス2σが23065円。
一目均衡の雲の上限が22108円。
3日連続で雲の上。
黒い勝手雲の上限は22689円で下限は22467円。
2日連続雲の中。
勝手雲は14日に黒くねじれる。
RSIが48.75。
RCIが11.26。
7月16日から連敗中の木曜日。
 
《今日のポイント8月6日》
 
(1)ダウ輸送株指数は128ポイント高の10215ポイントと6日続伸。
   SOX指数は0.10%安と3日ぶり反落。
   VIX指数は22.90。
   恐怖と欲望指数は67→70。
   少し過熱感が出てきた。
 
(2)NTレシオは14.48倍に低下(前日14.51倍)。
   サイコロは4勝8敗で33.33%。
   右肩下がりの25日線(22507円)からは△0.03%。
   2日連続で上回った。
   右肩上がりに転じた5日線(22266円)から△1.11%。
   2日連続で上回った。
 
 
(3)新高値38銘柄(前日76銘柄)。
   新安値6銘柄(前日51銘柄)。
   騰落レシオは87.08(前日83.82)。
   6月29日以来27日連続の2ケタ。
 
(4)空売り比率は38.5%(26日連続の40%割れ:前日38.4%)。
   Quick調査の7月31日時点の信用評価損率は▲20.60%(前週▲18.14%)。
   2週ぶりの悪化。
   7月31日時点の裁定売り残は1332億円減の1兆6393億円。
   同裁定買い残は93億円減の3606億円。
 
 
(5)ボリンジャーのプラス1σが22786円。
   プラス2σが23065円。
   一目均衡の雲の上限が22108円。
   3日連続で雲の上。
   黒い勝手雲の上限は22689円で下限は22467円。
   2日連続雲の中。
   勝手雲は14日に黒くねじれる。
 
 
(6)7月16日から連敗中の木曜日。
 
 
今年の曜日別勝敗(8月5日まで)

月曜14勝14敗
火曜16勝13敗
水曜13勝16敗
木曜12勝17敗
金曜13勝15敗。
 
水曜のNYダウは373ドル高の27201ドルと4日続伸。
NASDAQは67ポイント高の10998ポイントと6日続伸。
3日連続で過去最高値更新。
S&P500は21ポイント高の3327ポイント。
ダウ輸送株指数は128ポイント高の10215ポイントと6日続伸。
SOX指数は0.10%安と3日ぶり反落。
VIX指数は22.90。
3市場の売買高は100.9億株(過去20日平均は104.3億株)。
225先物CME円建ては大証日中比40円安の22470円。
ドル建ては大証比日中比20円安の22490円。
ドル円は105.57円。
10年国債利回りは0.549%。
2年国債利回りは0.119%。
 
 
先週は裁定売り残が当限で1605億円も減った。
でも日経平均は前週末比1041円安。
裁定売り残の減少は踏み上げにはならなかった。
7月31日時点の信用売り残は266億円減の8532億円。
これも金額は少ないが踏み上げにはならなかった。
かと言って裁定買い残の減少は当限で59億円。
信用買い残は727億円増加していた。
需給の常識から言えば不可解なこと。
ということは現物の売りが株安要因だったのか。
確かに海外投資家は日本株を5786億円売り越していた。
あるいは他の要素があるのか。
これは気にかかるところ。
 
◇━━━ カタリスト━━━◇
 
丸和運輸機関(9090)・・・動兆
 
丸和運輸機関に注目する。
同社は小売業に特化した3PL(物流一括請負)。
「桃太郎便」ブランドで宅配も行っている。
EC向け宅配が拡大。
食品スーパー向けも堅調。
冷凍冷蔵対応、EC関連拡大に期待感。
好業績。

(兜町カタリスト櫻井)