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続落スタート、円高進行で売り優勢
【市況】東京株式(寄り付き)=続落スタート、円高進行で売り優勢
【寄り付き概況】
 
4日の寄り付きの日経平均株価は、前日比58円77銭安の2万2699円30銭と3日続落してスタート。
 
前日の米国株市場ではNYダウが80ドル高と上値追い基調を継続し、連日の最高値更新となっているものの、これを好感する買いは限定的となっている。
FOMCでの利上げは織り込まれていたが、会合後に来年の米国の利上げペースが緩やかなものになるとの思惑が強まり、足もと外国為替市場で1ドル=112円台後半の推移と円高に傾いたことが主力輸出株中心に向かい風となっている。しかし、押し目買い意欲も根強く、売り注文が一巡した後は切り返している。
下値では出遅れた国内投資家の押し目買いや日銀のETF買いなどが想定される。
 
寄り付き時点で業種別では33業種中、15業種前後が高く、値上がり上位に水産、医薬品、精密機器など。値下がりで目立つのは銀行、保険、鉱業など。
 
個別では、トヨタが締まり、パナソニックも高く、東エレク、キーエンス、信越化は底堅い。コマツが値を上げ、新日鉄住、三菱マ、伊藤忠、丸紅、日本郵政が買われ、KDDIが安寄り後に切り返している。が続伸歩調。
半面、楽天、ソフトバンクG、NTTドコモ、三菱UFJ、三井住友が下落し、大和証G、東京海上といった金融株は総じて売り物がちとなっている。任天堂が下押し、ソニーはさえない
 
外資系等は、くら(2695)、参天(4536)、サンバイオ(4592)、フマキラー(4998)、日精工(6471)、シチズン(7762)、リンテック(7966)、三井住友トラ(8309)、三井住友FG(8316)、千葉銀(8331)、ふくおか(8354)、ファーストリテ(9983)、ブロンコビ(3091)、コメダ(3543)、リンガハ(8200)、双日(2768)、東セン(8439)、三菱UFJリ(8593)、アイモバイル(6535)、学情(2301)、積水化(4204)、旭ダイヤ(6140)、リゾートトラ(4681)、スミダ(6817)、郵政(6178)に注目。
 
225先物は、野村・三菱・モルスタ・アムロ・ドイツが買い越し。
パリバ・JP・HSBC・GSが売り越し。
TOPIX先物はGS・ドイツ・クレディが買い越し。
JP・野村・大和・メリルが売り越し。
 
テクニカル的には、新日本科(2395)、JBR(2453)、ライク(2462)、GDO(3319)、ケイアイ(3465)、阿波製紙(3896)、応化工(4186)、旭有機材(4216)、あすか薬(4514)、日新薬(4516)、科研(4521)、アルプス技研(4641)、ISID(4812)、コタ(4923)、ソラスト(6197)、インソース(6200)、アイコム(6820)、コーセル(6905)、東京TYFG(7173)、オーバル(7727)、パラベッド(7817)、アシックス(7936)、スクロール(8005)、地銀セクター、みずほ(8411)、アイフル(8515)、アジア投資(8518)、イオンFS(8570)、オリコ(8585)、ヤマタネ(9305)、カドカワ(9468)、CSP(9740)、富士ソフト(9749)、サガミ(9900)が動兆。