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各通貨ペアまちまちの相場展開。このあと、パウエルFRB議長の議会証言。
【為替】各通貨ペアまちまちの相場展開。このあと、パウエルFRB議長の議会証言。
[概況]

17日東京時間の外国為替市場は、方向感に欠ける値動きとなっている。

米ドル円は、112.295円にて取引が開始され一時112.590円まで上昇したものの、積極的に買いが入る値動きとはならず、じりじりと下落し一時112.220円まで弱含み。

現在は、112.300円前後と方向感に乏しい値動きとなっている。

このほか、ユーロ円は上昇しており131.510円で取引が開始となったのち一時131.940円まで本営業日の高値を更新するなど、各通貨ペアで異なる値動きとなっている。

この値動きについて一部の市場関係者からは、ロンドン勢がユーロ買いで参入してきたことが背景となっているようだ。

この後の時間については、23:00よりパウエルFRB議長が米上院銀行委員会で半期に一度の議会証言を行う予定となっている。

市場では米中貿易戦争への警戒感については、感応度が鈍っており、パウエル議長の認識が気になるところ。

市場では、利上げを躊躇させるほどではないとのムードも存在しているものの、金融当局者としてのリスク対応など手抜かりがないような発言には注意が必要かもしれない。

[提供:カネツFX証券株式会社]