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日経平均株価は前日終値近辺で小動き
【市況】東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価は前日終値近辺で小動き
【後場寄り付き概況】

後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比3円69銭高の2万2194円87銭で始まった。
東証株価指数(TOPIX)は、2.42ポイント高の1752.60で始まった。
日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに前日終値近辺で小動き。
外国為替市場では、1ドル=107円60銭台での推移。アジアの主要株式市場は総じて軟調。
 
為替の円安基調が好感されるものの、半導体関連株の下げがきつく全体の下押し圧力となっている。
個別では、東エレク、SUMCOが下押し、信越化、スクリンは大幅安。ファナック、ルネサスが売られ、ソニー、コマツは弱含み。JTが値を下げ、武田は安い。
 
半面、トヨタ、IHI、任天堂が値を上げ、ソフトバンクG、ファーストリテは堅調。エムアップが急伸。ユニー・ファミマがにぎわい、資生堂は高い。三菱UFJが買われ、マネックスG、SBIは大幅高となっている。
 
前場半ばにはプラス圏を回復。その後も断続的なインデックス買いにけん引する格好となり、2万2200円処での推移をみせている。
5日線が支持線として機能しており、売り込みづらさがうかがえる。海外投資家の需給状況に変化の兆しがみられるなか、押し目買い意欲の強さが意識されやすい。
売り込まれていた中小型株には自律反発狙いの資金が向かいやすいだろう。その他、HEROZ<4382>の上場を背景としたAI関連に注目。
 
ランチバスケットは12件、287.89億円、10億買い越し。