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小幅反落、手掛かり材料難のなか利食い優勢
【市況】東京株式(寄り付き)=小幅反落、手掛かり材料難のなか利食い優勢
【寄り付き概況】

 
19日の日経平均株価は、前日比25円27銭安の2万1256円58銭と反落してスタート。手掛かり材料難のなか、きのう18日に大幅高した反動や、戻り待ちの売りが優勢となっている。
ただ、海外ヘッジファンドなど短期筋は先物のロングポジションを取る動きが観測されているほか、下値では日銀のETF買いの思惑もあり、下落幅は限定的なものにとどまるとの見方もある。外国為替市場では1ドル=110円台後半の推移と円安水準でもみ合っており、これは輸出株には買い安心感につながる。取引時間中は中国・上海株市場などアジア株の動向が影響を及ぼしそうだ。
 
寄り付き時点で業種別では33業種中、15業種が高く、値上がり上位に水産、陸運、電力ガスなど。一方、値下がりで目立つのは石油、繊維、機械など。
 
個別では、ファーストリテ、任天堂が売られ、ソフトバンクG、ZOZOは弱含み。三菱UFJは反落。ブリヂストンが緩み、ホンダはさえない。東エレク、SUMCO、ファナックが値を下げ、安川電は大幅安となっている。
半面、KDDI、武田は堅調。東京海上が続伸し、レオパレス21は高い。キッコーマンが上伸し、中部電、JR東日本はしっかり。ソニー、村田製、トヨタが買われている。
 
225先物は、ソジェン・モルスタ・大和・メリル・野村が買い越し。
パリバ・UBS・日興・シティ・みずほ・JP・SBIが売り越し。
TOPIX先物はモルスタ・メリル・ソジェン・日興・GS・アムロが買い越し。
みずほ・ドイツ・大和・パリバが売り越し。
 
テクニカル的には、リニカル(2183)、森永菓(2201)、アルフレッサ(2784)、クリエイトSD(3148)、セブンアイ(3382)、クリレス(3387)、トウキョウベース(3415)、ビーロット(3452)、GMOPG(3769)、パカライ(4095)、ゼオン(4205)、宇部興(4208)、関ペ(4613)、中国塗料(4617)、ダスキン(4665)、CAC(4725)、USS(4732)、ポーラ(4927)、ノエビア(4928)、TOTO(5332)、ガイシ(5333)、大和工(5444)、日軽金(5703)、ニッパツ(5991)、Jマテ(6055)、牧野フ(6135)、日郵政(6178)、ワイエイシイ(6298)、住友重(6302)、キトー(6409)、重工(7011)、WSCOPE(6619)、マクセル(6810)、オプテックス(6914)、ファナック(6954)、京セラ(6971)、ニチコン(6996)、川重(7012)、コジマ(7513)、パンパシ(7532)、壱番屋(7630)、アサヒイン(7747)、パラマウント(7817)、エフピコ(7947)、ニフコ(7988)、リンガハット(8200)、スルガ銀(8358)、中国銀(8382)、阿波銀(8388)、イオンFS(8570)、JPX(8697)、海上(8766)、フジ住宅(8860)、京成(9009)、JR西(9021)、ニッコン(9072)、GMO(9449)、四国電(9507)、メイテック(9744)、イエロハ(9882)、バロー(9956)、スズケン(9987)が動兆。