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小幅高、下値に買い流入
【市況】東京株式(寄り付き)=小幅高、下値に買い流入
【寄り付き概況】


 17日のNYダウは前日比130ドル安の2万7901ドルと5日ぶりに反落。ハイテク株を中心に値を下げた。こうしたなか、東京株式市場は下値に買いが流入し底堅く始まった。為替は1ドル=104円70銭前後と前日夕方に比べ横ばい圏で推移している。
 
米ハイテク株を保有するソフトバンクグループ(SBG)には売りが先行している。日経平均の寄与度の大きい銘柄でSBGの持ち高を減らす代わりに、ファストリやファナックなどを買い戻す動きもあるようだ。前日に下げが目立った自動車株が総じて高い

JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は上昇している。
 
寄り付き時点で業種別では33業種中、18業種が高く、値上がりは海運、輸送用機器、サービスなど。値下がり上位に証券、保険、その他金融など。
 
個別では、ファナック、ファーストリテ、富士通が堅調、東エレク、デンソー、リクルート、トヨタ、スズキ、ホンダが高い。任天堂も買われている。
 
半面、ソフトバンクG、TDK、NTTドコモ、KDDI、中外薬、ダイキンが安い。