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マザーズ指数は4日ぶり反落、スピード調整
【市況】東証マザーズ(大引け)=マザーズ指数は4日ぶり反落、スピード調整

東証マザーズ指数は前日比7.12ポイント安の1023.14ポイントと4日ぶり反落。
マザーズでは、キャンバスやPSS<、オンコリス、アンジェス、ナノキャリアなどバイオ株が軒並み下げ、市場の雰囲気を重くした。また、メルカリが下落したほか、2020年4〜6月期連結決算で営業減益率が大きかったSワイヤーは急落した。
一方、弁護士COMやメドピアが上昇した。このほか、ヘリオスは重症肺炎患者向け治療薬を来年初にも薬事申請するとの報道が午後に伝わると買いが集中した。
前場は相場全体の方向感が定まらなかったが、後場は値下がりする銘柄がやや増加した。
ちょうど良いスピード調整と見る向きがある一方、ここから来週末にかけてマザーズ銘柄の4-6月期決算発表が本格化することから、当面、様子見気分が強まるとの見方もあった。
市場では「短期投資家が利益確定売りを出しただけで、明日にでも資金は戻ってくる」との見方が出ている。
売買代金は概算で1580.65億円。騰落数は、値上がり140銘柄、値下がり172銘柄、変わらず11銘柄となった。
 
個別では、ソーシャルワイヤー、モダリス、キャンバス、富士山マガジンサービス、ベガコーポレーションが売られた。
一方、ロードスターキャピタル、アクセルマーク、GMO TECHがストップ高。ケアネット、アドウェイズ、ロコンド、イグニス、イルグルムなど14銘柄は年初来高値を更新。Sun Asterisk、AppBank、ヘリオス、クックビズ、松屋アールアンドディが買われた。