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日経ジャスダック平均は4日続伸、新興企業株には個人投資家などの買い
【市況】ジャスダック市場(大引け)=日経ジャスダック平均は4日続伸、新興企業株には個人投資家などの買い
 
日経ジャスダック平均株価は4日続伸した。終値は前日比7円33銭高い3865円63銭だった。1990年8月2日(3881円02銭)以来、およそ27年4カ月ぶりの高値を付けた。東証1部の大型株がさえない値動きとなる中で、中小型株の多い新興企業株には個人投資家などの買いが続いた。セルフレジ開発で提携するアルファクスなど利益成長が期待される銘柄の上げが目立った。一方、朝方に年初来高値を更新していたマクドナルドなどには利益確定目的の売りが出て、ジャスダック平均の上げ幅は小さかった。
 
ジャスダック市場の売買代金は概算で843億円、売買高は1億2722万株だった。値上がり銘柄数は354、値下がり銘柄数は303となった。
 
個別では、fonfun、ガーラ、ヤマト・インダストリー、理研グリーンがストップ高。ソフトウェア・サービス、アルファクス・フード・システム、新潟放送は一時ストップ高と値を飛ばした。期末の特別配当を発表したシノケンGが上昇し、フジタコーポレーション、夢真HDも上げた。
一方、精密減速機のハーモニックは下落し、レイ、フェローテク、エプコや不二精機、メディシノバ・インクが安い。