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ドルは111円で上値が重くなり続落
【為替】ドルは111円で上値が重くなり続落
[概況]

東京時間午後にユーロ(136.115円)やドル(111円丁度)は当日高値まで上昇したが其の後は上値が重くなって揉み合いとなり、欧州市場朝方に独社会民主党がメルケル政権との連立協議を拒否したとの報道を受けてユーロは急落した。
 
其の後もユーロは売られてNY市場序盤に当日安値134.980円まで下落したが、仏中銀総裁が「最近のユーロ高は不透明さの要因」「ユーロ高の物価への影響を監視しなければならない」と発言し、これまでのユーロ高をけん制した事からユーロは上昇に転じた。
 
一方ドルは揉み合いが続き、NY市場で発表された1月NY連銀製造業景気指数は予想を下回ったが影響薄で、NY市場終盤に株価が下げ幅を拡げるとドルも売られて引け近くに当日安値110.230円まで下落した。
 
しかし下値では買い戻しも入り値を戻すと、最後は前日比-2.5銭の110.480円と小幅続落し、ユーロも-17.5銭の135.430円と小反落で引けた。ドルは上値が重くなっており、ユーロ買いの方が上値が期待出来そうだ。

[提供:カネツFX証券株式会社]