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日経ジャスダック平均は3日ぶり反落、目先の利益を確定する売り
【市況】ジャスダック市場(大引け)=日経ジャスダック平均は3日ぶり反落、目先の利益を確定する売り
 
日経ジャスダック平均株価は3営業日ぶりに反落した。終値は前日比21円11銭安い3684円04銭だった。日経平均株価が下落するなど大型株の上値の重く、新興市場でも売りが優勢になった。ジャスダック平均は前日まで続伸していたため、高値警戒から目先の利益を確定する売りも出た。
新興株を積極的に取引する投資家は少なかったという。「個人の間で話題になる投資テーマが乏しく、値動きの広がる大型株に向いている」との声が聞かれた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で890億円、売買高は1億2018万株だった。値上がり銘柄数は234、値下がり銘柄数は421となった。
 
個別では、クルーズ、ドーン、ウェッジホールディングス、セキュアヴェイル、パピレスなど12銘柄が年初来安値を更新。ビーマップ、ニーズウェルニュートン・フィナンシャル・コンサルティング、大阪油化工業、ヤマト・インダストリーが売られた。
 
一方、麻生フオームクリート、新都ホールディングス、SAMURAI&J PARTNERS、ナガオカがストップ高。アバールデータは一時ストップ高と値を飛ばした。
サムシングホールディングス、大成温調、UTグループ、柿安本店、フジオフードシステムなど31銘柄は年初来高値を更新。
エスケーエレクトロニクス、NKKスイッチズ、ソルガム・ジャパン・ホールディングス、オートウェーブが買われた。