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軒並み円高の値動き。このあと、英経済指標発表。
【為替】軒並み円高の値動き。このあと、英経済指標発表。
[概況]

13日東京時間の外国為替市場は、軒並み円高の値動きとなっている。
米ドル円はじりじりと水準を切り下げ一時107.675円まで、他方、英ポンド円も同様の値動きとなり一時149.28円まで、それぞれ本営業日の安値を更新している。
この値動きについて一部の市場参加者からは、欧州勢が円買いで参入してきており、米ドル円やクロス円通貨ペアが下落しているようだとの声が聞かれている。

この後の時間では、18:30に1月英消費者物価指数(予想:前年比+2.9% 前回:前年比+3.0%)などの発表が予定されている。
先週の英金融政策委員会でインフレ見通しの引き上げとともに、より早期かつ大幅な利上げの可能性が示唆されており、仮に消費者物価指数の伸びが予想値を上回る結果となった場合には、英ポンドなどが買われる可能性もありそうか。

ただ、長期的には国内の国内総生産などに影響を及ぼす事も考えられるため、ポジションのタイムスケールなどは慎重に決定したいところだ。

[提供:カネツFX証券株式会社]