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187円安と反落、米株安を嫌気
【市況】東京株式(寄り付き)=187円安と反落、米株安を嫌気
【寄り付き概況】

 
21日の日経平均株価は反落して始まった。始値は前日比187円25銭安の2万0489円97銭だった。
 
前日のNYダウ、ナスダック総合指数ともに安く、これを受けて東京株式市場でもリスク回避の流れにある。米中貿易摩擦の影響による世界景気減速への懸念がくすぶるなか、イタリアではコンテ首相が辞意を表明し同国の政局混乱を嫌気する形で、米株市場に先立って欧州株市場が軒並み下げていることで、これを警戒する売りも誘発している。
 
22〜24日の日程で行われるジャクソンホールでの国際シンポジウムでは、23日のパウエルFRB議長の講演に注目が集まっているほか、24~26日に開催されるG7サミットなどのビッグイベントを前に押し目を積極的に買う動きも乏しい。
 
寄り付き時点で業種別では33業種全面安で、値下がりで目立つのはガラス土石、石油、繊維、銀行、化学、機械など。
 
個別では、ソフトバンクG、任天堂、ソニー、花王も値下がりしている。トヨタ、日産自、マツダ、三菱UFJ、三井住友、新生銀は売られている。日揮、AGCの下げも目立つ。
 
半面、東エレク、アドバンテストが小高く、ファナックは強含み。ファーストリテ、楽天はともに前日終値付近でもみ合っている。
コナミHD、パーソルHDやLINEも上がっている。
 
225先物はソジェン・HSBC・ドイツ・メリルが買い越し。
パリバ・大和・シティ・三菱・みずほ・アムロが売り越し。
TOPIX先物はJP・メリル・GS・みずほ・三菱・アムロが買い越し。
大和・ソジェン・クレディ・野村が売り越し。
 
テクニカル的には、五洋建(1893)、北電工(1930)、NESIC(1973)、カルビー(2229)、NSSOL(2327)、エムスリー(2413)、アスクル(2678)、ハニーズ(2792)、イートランド(2882)、ヒューリック(3003)、マツキヨ(3088)、ZOZO(3092)、黒谷(3168)、サンマルク(3395)、CRE(3458)、Jミート(3539)、ポール(3657)、コムチュア(3844)、PI(4290)、JCRファーマ(4552)、リゾートトラ(4681)、テクノプロ(6028)、KeePer(6036)、SMC(6273)、洋エンジ(6330)、宮越(6620)、OKI(6703)、リオン(6823)、山一電(6941)、バンナム(7832)、フランスベ(7840)、ブラインド(7989)、東邦(8129)、リョーサン(8140)、新光商(8141)、木曽路(8160)、いなげや(8182)、パルコ(8251)、野村(8604)、NECキャピ(8793)、東建(8804)、ゴールドクレ(8871)、近鉄(9041)、日コンセプト(9386)、GMO(9449)、インプレス(9479)、長大(9624)、ニチイ学館(9792)が動兆。