様子見ムードか。
様子見ムードか。 |
米国の追加経済対策の進展期待と米株高で買い戻す動きが強まり昨日の下げを埋める動きに。買い一巡後は米大統領選と7−9月決算発表シーズンを前に動きは止まったが、全体として売り物が少なく、下値2万3500円を固めるような展開となっている。
明日22日の東京株式市場は、様子見ムードか。
22日は、米国で大統領候補者の討論会が予定されているが、これを消化するのは23日。そのため、引き続き動きづらい地合いが予想される。今晩の米国株が弱かった場合には、イベントを前にリスク回避ムードが強まるかもしれない。それでも、節目の2万3500円はサポートとして意識されるだろう
国内では手掛かり材料に乏しく、来週からは主要企業の4−9月期決算の発表が本格化してくる。一方、米追加経済対策をめぐってはムニューシン米財務長官とペロシ米下院議長の協議が21日も継続される運びで、その行方が注目されるが、22日に米大統領候補の討論会、11月3日には米大統領選挙と重要日程を控えており、積極的な売買は期待しにくいだろう。
■上値・下値テクニカル・ポイント(21日現在)
24629.81 ボリンジャー:+3σ(13週)
24112.41 ボリンジャー:+2σ(13週)
23966.10 ボリンジャー:+3σ(25日)
23786.97 ボリンジャー:+2σ(25日)
23639.46 ★日経平均株価21日終値
23607.85 ボリンジャー:+1σ(25日)
23595.00 ボリンジャー:+1σ(13週)
23570.37 6日移動平均線
23554.13 均衡表転換線(日足)
23514.63 ボリンジャー:+1σ(26週)
23465.53 新値三本足陰転値
23428.72 25日移動平均線
23338.50 均衡表基準線(日足)
23249.60 ボリンジャー:-1σ(25日)
23160.19 均衡表転換線(週足)
23077.60 13週移動平均線
23070.47 ボリンジャー:-2σ(25日)
23061.94 均衡表雲上限(日足)
23031.98 75日移動平均線
22891.34 ボリンジャー:-3σ(25日)
22646.11 均衡表雲下限(日足)
22560.19 ボリンジャー:-1σ(13週)
10月9日に付けたコロナ暴落後高値まであと23.28円の20702.30円まで買い進まれる場面があり、上昇圧力の回復を窺わせた。ローソク足は上ヒゲを出したが陽線で終了。ボリンジャーバンド(25日ベース)で終値が+1σを上回ったほか、RSI(14日ベース)は64.28%と中立圏上限の60%を突破。一目均衡表では29日にかけて応当日株価が下落するため、遅行線は強気シグナルを増大しやすく、上値トライに向けて地合いが強気側へ傾いているようだ。