兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。

OCN版はコチラ

マザーズ指数は4日ぶり反発、反発狙いの買い
【市況】東証マザーズ(大引け)=マザーズ指数は4日ぶり反発、反発狙いの買い

東証マザーズ指数は4営業日ぶりに反発した。終値は前日比5.49ポイント(0.66%)高い837.55だった。
これまでの成長株の売りの流れや新規株式公開(IPO)に絡む需給悪化で下げが目立っていた銘柄に反発狙いの買いが入った。個別に材料が出た銘柄にも資金が向かった。
マザーズ指数は一時2%以上上げたが、次第に上値が重くなった。米金利上昇への警戒から米ナスダック100株価指数の先物が日本時間午後の取引で下げ幅を広げたことが重荷になった。JDSCやフリーが上昇した。一方、フロンテオや日本電解が下落した。
市場では「新興株全体で需給調整が一巡したとはいえない」との声も聞かれた。
値上がり銘柄数は217、値下がり銘柄数は185となった。
 
個別では、サイエンスアーツ、キャンバス、Enjin、エフ・コードがストップ高。ロードスターキャピタル、アーキテクツ・スタジオ・ジャパンは昨年来高値を更新。Green Earth Institute、窪田製薬ホールディングス、アジアクエスト、すららネット、関通が買われた。
 
 一方、インタースペース、ケアネット、トランスジェニック、メディネット、ファンデリーなど100銘柄が昨年来安値を更新。モビルス、Birdman、メタリアル、アスタリスク、エスユーエスが売られた。