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日経ジャスダック平均は15日ぶり反落、利益確定の売り
【市況】ジャスダック市場(大引け)=日経ジャスダック平均は15日ぶり反落、利益確定の売り
 

日経ジャスダック平均株価は15営業日ぶりに反落した。終値は前日比3円07銭安い3735円15銭だった。前日まで14連騰したことから一本調子の上昇に対する警戒感が台頭し、利益確定売りが優勢となった。米中通商協議の行方が気掛かりで、売り急ぐ動きも見られず、全般は模様眺め気分が強まっていた。
一方、ハーモニックやワークマンなど主力株は買われ、上昇する場面があった。
主力株のほか、大幅な増益決算を発表した太洋基礎が買われた。大塚家具は「ヤマダ電(1部、9831)が子会社化する方向で最終調整に入った」との報道で午後に売買停止となり、売買停止の解除後に買い気配となり、大引けで制限値幅の上限(ストップ高水準)で取引が成立した。
ジャスダック市場の売買代金は概算で482億円、売買高は6830万株だった。値上がり銘柄数は238、値下がり銘柄数は374となった。

 
個別では、極楽湯ホールディングス、中京医薬品、五洋インテックス、日本銀行、テーオーホールディングスが年初来安値を更新。OSGコーポレーション、夢みつけ隊、ミナトホールディングス、エヌジェイホールディングス、トレイダーズホールディングスが売られた。
 
一方、太洋基礎工業、大谷工業、プラザクリエイト本社、大塚家具、センコン物流がストップ高。藤田エンジニアリング、ドーン、オリエンタルコンサルタンツホールディングス、ジェーシー・コムサ、ケイティケイなど27銘柄は年初来高値を更新。大井電気、ケイブ、日本興業、ぱど、清和中央ホールディングスが買われた。