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「イ・アイ・イ」
「イ・アイ・イ」
「イ・アイ・イ」

「FOMC議事要旨通過」

水曜のNY株式市場で主要3指数は揃って下落。
「FOMC議事要旨を受けFRBが9月の利上げ時に想定されていたほど積極的にならないとの見方が拡大。
指数は不安定な動きとなった」という珍妙な解釈。
午後にFOMC議事要旨が発表されると主要株価指数は下落幅を縮小。
NYダウは一時プラスに転じた場面もあった。。
第2・四半期決算は予想を超える90%の減益となったターゲットが2.7%安。
この軟調な決算が悪材料視された。
アマゾンは1.9%安。
7月の小売売上高(季節調整済み)は前月比変わらず。
ガソリン価格上昇が一服しガソリンスタンドの売上高が減少した。
市場予想は0.1%増。
前年同月比では10.3%増加した。
6月の企業在庫は前月比1.4%増。
市場予想と一致した。
6月の前年同月比は18.5%増。
国債利回りは上昇。
10年国債利回りは2.902%。
2年国債利回りは3.284%。
ドル円は135円台前半。
WTI原油9月物は1.58ドル(1.8%)高の88.11ドル。
ビッドコインは715ドル安の23230ドル。
SKEW指数は127.62→126.09→122.26。
恐怖と欲望指数は56→55。

水曜のNYダウは171ドル(0.50%)安の33980ドルと6日ぶりに反落。
高値34161ドル、安値33828ドル。
サイコロは8勝4敗。
NASDAQは164ポイント(1.25%)安の12938ポイントと続落。
高値13181ポイント、安値12979ポイント。
サイコロは5勝7敗。
S&P500は31ポイント(0.72%)安の4274ポ゚イントと4日ぶりに反落。
高値4302ポイント、安値4253ポイント。
サイコロは5勝7敗。
ダウ輸送株指数は294ポイント(1.94%)安の14915ポイントと反落。
SOX指数は2.48%安の2970ポイントと続落。
VIX指数は19.90と上昇。
3市場の売買高は107.6億株(前日109.2億株、過去20日平均は109.2億株)。
225先物CME円建ては大証日中比190円安の29000円。
ドル建ては大証日中比185円安の29005円。
ドル円は135.01円。
10年国債利回りは2.902%。
2年国債利回りは3.284%。

「空売り比率は39.6%」

水曜の日経平均は寄り付き84円高。
今月3回目の高値引けで終値は353円(△1.23%)高の29222円と反発。
8月SQ値28525.62円を上回って4勝。
その先の高値の節目は1月5日の29332円。
あと110円の水準で「王手」の声も聞こえる。
日足は4日連続で陽線。
TOPIXは25.03ポイント(△1.26%)高の2006ポイントと反発。
約7か月ぶりに2000ポイント台回復。
プライム市場指数は12.91ポイント(△1.27%)高の1032.75と反発。
東証マザーズ指数は1.56%高の761.92と3日ぶりに反発。
プライム市場の売買代金は2兆8671億円(前日は2兆4062億円)。
値上がり1445銘柄(前日790銘柄)。
値下がり335柄(前日953銘柄)。
新高値139銘柄(前日76銘柄)。
新安値1銘柄(前日5銘柄)。
日経平均の騰落レシオは121.21(前日123.00)。
NTレシオは14.56倍(前日14.57倍)。
7月12日の13.94倍の直近ボトムから上昇継続。
昨年9月の株高局面でつけた14.60に迫る水準。
背景は海外短期筋の先物買い。
7月第2週以降の海外投資家の先物取引累計は1兆2000億円の買い越し。
ただ現物は海外投資家も7月第2週以降3400億円超の売り越し。
「短期強気、長期慎重」という見方だ。
サイコロは8勝4敗で66.66%。
上向きの25日線(27772円)からは△5.22%(前日△4.31%)
22日連続で上回った。
3月29日は△6.80%だった。
上向きの75日線は27086円。
22日連続で上回った。
上向きの200日線(27546円)からは△6.08%(前日△4.81%)。
17日連続で上回った。
上向きの5日線は28665円。
4日連続で上回った。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲13.913%(前日▲13.418%)
買い方▲5.882%(前日▲6.666%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲18.728%(前日▲19.272%)。
買い方▲23.916% (前日▲25.279%)。
空売り比率は39.6%(前日40.6%。3月24日から92日ぶりに40%割れ)。
空売り規制なしの比率は9.9%(前日7.4%)。
8月12日時点のQuick調査の信用評価損率は▲10.48%(前週▲10.56%)。
2週連続で改善。
8月12日時点の裁定売り残は121億円減の2691億円。
5週連続で減少。
同裁定買い残は3743億円増の1兆3248億円。
2週連続で増加。
当限は売り残が143億円減の19億円。
買い残が3805億増の1兆1529億円。
翌限以降は売り残が22億円増の2671億円。
買い残が62億円減の1718億円。
日経VIは18.58(前日18.27)。
日経平均採用銘柄の予想PERは13.13倍(前日12.95倍)。
11日ぶりに13倍台。
前期基準では13.73倍。
EPSは2225円(前日2229円)。
市場予想の平均値は2242円。
225のPBRは1.19倍。
BPSは24556円(前日24465円)。
10年国債利回りは0.180%。
プライム市場の予想PERは1.08倍。
前期基準では14.77倍。
PBRは1.22倍。
プライム市場の予想益回りは7.09%。
配当り利回り(加重平均)は2.40%。
プライム市場の単純平均は24円高の2563円。
プライム市場の売買単価は2525円(前日2481円)。
プライム市場の時価総額は730兆円(前日721兆円)。
ドル建て日経平均は217.53(前日216.49)と反発。
水曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比190円安の29000円。
高値29220円、安値28895円。
大証先物夜間取引終値は日中比180円安の29010円。
気学では「人気に逆行して動く。逆張り方針良し」。
金曜は「吹き値売り方針の日」。
月曜は「押し目買いの日。後場急騰したら利入れ方針良し」。
火曜は「後場へかけてよく動く日。前止めの足取りにつけ」。
水曜は「不時高、不時安を見せる逆行日」。
木曜は「変化激しい日。逆張り方針で駆け引きせよ」。
金曜は「目先の天底をつくる日」。
ボリンジャーのプラス3σが29881円。
プラス2σが29179円。
プラス1σが28475円。
1月5日ザラバ高値は29301円。
アノマリー的には「変化日」。

《今日のポイント8月18日》

(1)水曜のNY株式市場で主要3指数は揃って下落。
   10年国債利回りは2.902%。
   2年国債利回りは3.284%。
   ドル円は135円台前半。
   SKEW指数は127.62→126.09→122.26。
   恐怖と欲望指数は56→55。

(2)ダウ輸送株指数は294ポイント(1.94%)安の14915ポイントと反落。
   SOX指数は2.48%安の2970ポイントと続落。
   VIX指数は19.90と上昇。
   3市場の売買高は107.6億株(前日109.2億株、過去20日平均は109.2億株)。
   225先物CME円建ては大証日中比190円安の29000円。

(3)プライム市場の売買代金は2兆8671億円(前日は2兆4062億円)。
   値上がり1445銘柄(前日790銘柄)。
   値下がり335柄(前日953銘柄)。
   新高値139銘柄(前日76銘柄)。
   新安値1銘柄(前日5銘柄)。
   日経平均の騰落レシオは121.21(前日123.00)。
   NTレシオは14.56倍(前日14.57倍)。
   サイコロは8勝4敗で66.66%。

(4)上向きの25日線(27772円)からは△5.22%(前日△4.31%)
   22日連続で上回った。
   3月29日は△6.80%だった。
   上向きの75日線は27086円。
   22日連続で上回った。
   上向きの200日線(27546円)からは△6.08%(前日△4.81%)。
   17日連続で上回った。
   上向きの5日線は28665円。
   4日連続で上回った。

(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲13.913%(前日▲13.418%)
   買い方▲5.882%(前日▲6.666%)。
   マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲18.728%(前日▲19.272%)。
   買い方▲23.916% (前日▲25.279%)。

(6)空売り比率は39.6%(前日40.6%。3月24日から92日ぶりに40%割れ)。
   空売り規制なしの比率は9.9%(前日7.4%)。
   8月12日時点のQuick調査の信用評価損率は▲10.48%(前週▲10.56%)。
   2週連続で改善。
   8月12日時点の裁定売り残は121億円減の2691億円。
   5週連続で減少。
   同裁定買い残は3743億円増の1兆3248億円。
   2週連続で増加。
   当限は売り残が143億円減の19億円。
   買い残が3805億増の1兆1529億円。
   翌限以降は売り残が22億円増の2671億円。
   買い残が62億円減の1718億円。
   日経VIは18.58(前日18.27)。

(7)日経平均採用銘柄の予想PERは13.13倍(前日12.95倍)。
   11日ぶりに13倍台。
   EPSは2225円(前日2229円)。
   市場予想の平均値は2242円。
   BPSは24556円(前日24465円)。
   10年国債利回りは0.180%。

(8)プライム市場の単純平均は24円高の2563円。
   プライム市場の時価総額は730兆円(前日721兆円)。
   ドル建て日経平均は217.53(前日216.49)と反発。

(9)ボリンジャーのプラス3σが29881円。
   プラス2σが29179円。
   プラス1σが28475円。
   1月5日ザラバ高値は29301円。
   アノマリー的には「変化日」。

今年の曜日別勝敗(8月17日まで)

月曜16勝12敗
火曜16勝16敗
水曜18勝13敗
木曜17勝13敗
金曜17勝13敗

8月12日時点のQuick調査の信用評価損率は▲10.48%(前週▲10.56%)。
2週連続で改善。
8月12日時点の信用売り残は587億円増の8851億円。
2週連続で増加。
同信用買い残は505億円減の2兆8428億円。
3週ぶりに減少。
信用倍率は3.21倍(前週3.50倍)。
4週連続で3倍台。
8月12日時点の裁定売り残は121億円減の2691億円。
5週連続で減少。
同裁定買い残は3743億円増の1兆3248億円。
2週連続で増加。
当限は売り残が143億円減の19億円。
買い残が3805億増の1兆1529億円。
翌限以降は売り残が22億円増の2671億円。
買い残が62億円減の1718億円。

逮捕された元東京五輪組織委員会理事の高橋治之氏。
名前を見て思い浮かんだのはイ・アイ・イグループ社長だった高橋治則氏。
バブル期にはホテル・リゾート開発事業を中心に総資産1兆円超の企業グループを構築。
環太平洋のリゾート王と称され世界中での不動産開発を展開。
ベトナム沖では油田開発も手掛けた。
国内では伊豆シャボテン公園を買収し日本携帯電話を設立。
ロイヤルメドウやヒルクレストなどのゴルフ場も開発。
1986年には株式を店頭公開した。
華麗な事業家だったがバブル崩壊とともに会社は負債総額4764億円で破産。
資金源だったのは長銀と東京協和信用組合など。
「長銀(日本長期信用銀行)を潰した男」として金融史上に名をとどめている。
最終的には背任罪で逮捕されたというのが歴史。
まさにバブルの頂点にいた記憶は残っている。
もしそのまま成功していればアメリカの不動産王トランプ氏のようになっていたかも知れない。
因みに同氏の義父は北海道の政商と呼ばれた札幌トヨタの岩沢靖氏。
旧日債銀と懇意だった福島の小針暦二氏と並んで市場で活躍した人物。
歴史の向こう側と政と民の古い関係は清算されていたが、改めて浮き彫りになってきた印象。
それこそレジュームの最終段階での清算なのだろうか。

「是非欲しい明日の新聞あったなら」という相場川柳がある。
SFチックだが、こう願う人は多いだろう。
記事ではなく相場欄が見たいという古典的な川柳だ。
しかし今日起きていることを観察するだけでも十分明日の記事は推測できるだろう。
そもそも欧米の記事は夕刊にも掲載されるが多くは1日遅れ。
現在のロイターやブルームバーグ、市場関係者ならばQuickを見ていれば予測できる。
引け後には決算や信用評価損率や裁定残などの株式指標が発表される。
これも記事になるのは翌朝の新聞だ。
つまり、記事は未来ではなく過去のことの集積。
だから今を大切にすること、そして瞬間反応を重視する。
青い鳥は向こう側ではなくこちら側で囀っているのだ。

◇━━━ カタリスト━━━◇

MRT(6034)・・・動兆

非常勤医師・看護師等紹介サイト運営、
会員活用の遠隔診療事業化。
転職と看護師紹介機能の追加に期待。
好業績。


(兜町カタリスト櫻井)