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マザーズ指数は6日続落、投資家心理が悪化
【市況】東証マザーズ(大引け)=マザーズ指数は6日続落、投資家心理が悪化

東証マザーズ指数は6日続落した。終値は前日比40.07ポイント(3.46%)安い1117.35と、2020年8月28日(1081.57)以来の安値となった。
10日の米国市場でハイテク株が軒並み下落したことで、成長株が多いマザーズ市場でも売りが膨らんだ。米ナスダック総合指数の下落により投資家心理が悪化し、手じまい売りが優勢となった。主力株を中心に幅広い銘柄が売らており、メルカリやHENNGE、JIG-SAWなどが安い。
市場では「デジタルトランスフォーメーション(DX)に関する銘柄などをひとくくりに運用する投資家が米市場の動きと連動させて売っているようだ」との声があった
値上がり銘柄数は44、値下がり銘柄数は301となった。
個別ではフィット、ITbookホールディングス、GA technologies、農業総合研究所、ALBERTなど43銘柄が年初来安値を更新。ZUU、ブロードマインド、Jストリーム、JIG−SAW、ソーシャルワイヤーが売られた。
 
一方、キャリアがストップ高。アズーム、アライドアーキテクツ、Fast Fitness Japan、日本リビング保証など5銘柄は年初来高値を更新。ソフトマックス、gooddaysホールディングス、アクアライン、和心、サイジニアが買われた。