兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。

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買い戻しが優勢か
【オープニングコメント】
買い戻しが優勢か
14日の東京株式市場は、買い先行も上値限定的か。
日経平均株価の予想レンジは、2万1700円−2万2150円。
シカゴ日経225先物にサヤ寄せで2万2000円近辺からスタートした後、いったんは戻り売りに押されるが、プラス圏での値動きが続く中で下値不安が和らぎ、改めて買いの勢いが強まる展開を予想する。
前日の日経平均株価が2%弱下落したのに比べると、欧米の株価の下げはそれほど大きくない。過剰に反応したとの見方が広がれば、買い戻しを期待できそうだ。
 
ただ、トルコ経済への不安がほかの新興国にも広がるとの懸念が根強く、積極的な買いは見送られそう。また、午前中に発表される中国7月工業生産高、同小売売上高など中国の経済指標も相次ぐ。お盆休み期間で市場参加者も少ないことから、仕掛け的な動きに大きく振らされる可能性もある。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、13日の大阪取引所終値比145円高の2万2035円だった。
 
 
【好材料銘柄】
■ハウスドゥ <3457>
今期経常は57%増で2期連続最高益、前期配当を6円増額・今期は実質増配。
 
■サイボウズ <4776>
上期経常は28%増益・通期計画を超過。
 
■技研ホールディングス <1443>
4-6月期(1Q)経常は黒字浮上で着地。
 
■アール・エス・シー <4664>
今期経常を一転38%増益に上方修正。
 
■レーサム <8890>
4-6月期(1Q)経常は11倍増益で着地。また、発行済み株式数の14.76%にあたる680万2700株(金額で約100億円)を上限に自社株TOB(株式公開買い付け)を実施する。
公開買い付け期間は8月14日から9月10日まで。買い付け価格は1470円。
 
■ユニマット リタイアメント・コミュニティ <9707>
4-6月期(1Q)経常は40%増益で着地。
 
■マーケットエンタープライズ <3135>
前期経常が上振れ着地・今期は72%増益へ。
 
■オイシックス・ラ・大地 <3182>
4-6月期(1Q)経常は4倍増益で着地。
 
■ビリングシステム <3623>
今期経常を一転11%増益に上方修正・最高益、配当も5円増額。
 
■ダブルスタンダード <3925>
今期経常を21%上方修正・最高益予想を上乗せ。
 
■メドピア <6095>
今期経常を69%上方修正・4期ぶり最高益更新へ。
 
 
【主な経済指標・スケジュール】
【国内】
14(火)
《決算発表》
出光興産、チェンジ、光通信、フジオフード、ソリトン、オープンハウス、AOITYOHD、沢井製薬、フェローテック、プレミアG、サイバダイン、Wismetac、リニカル、イオレ、REMIX、LITALICO、ラオックス、ジーエヌアイ、極楽湯HD、アエリア、フィスコ、スカラ、HANATOUR、PCDEPOT
 
【海外】
中国7月鉱工業生産(11:00)
中国7月小売売上高(11:00)
中国7月固定資産投資(11:00)
独8月ZEW景況感指数(18:00)
米7月輸出入物価(21:30)
《米決算発表》
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※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。