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小動き、重要イベント前に様子見
【市況】東京株式(寄り付き)=小動き、重要イベント前に様子見
【寄り付き概況】

日経平均株価は前日比10円95銭高の2万3421円14銭で始まった。
 
前日の米国株市場では様子見ムードで主要株指数がやや軟調な展開となったが、東京株式市場でも今週末にメジャーSQ算出を控えるなか米国の対中制裁関税「第4弾」の全面発動の期限を15日に控えていることに加え、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表、英総選挙と海外の重要イベントを控え持ち高を一方向に傾ける動きは限られている。
 
外国為替市場では円安方向に振れており、輸出セクターには追い風材料。取引時間中は香港や中国などアジア株市場の動向に影響される可能性もあるだろう。
 
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も前日終値付近で小動き。
 
寄り付き時点で業種別では33業種中、13業種が高く、値上がり上位に鉱業、水産、鉄鋼など。値下がりで目立つのは海運、その他金融、不動産など。
 
個別では、東エレク、アドバンテス、村田製など半導体株も買われている。日本製鉄、コマツは堅調。任天堂、ソフトバンクGもしっかり。KDDIやデンソー、バンナムHDが高い。
 
半面、三菱UFJ、みずほFG、三井住友の銀行株が値を消し、ファストリや京セラ、信越化、ファナックは売られている。
 
テクニカル的には、フィードワン(2060)、三井製糖(2109)、JACR(2124)、カゴメ(2811)、グンゼ(3002)、神戸物産(3038)、ケイアイ(3465)、テンポイノ(3484)、さくら(3778)、フルービット(3843)、gumi(3903)、第一三共(4568)、大塚(4578)、オービック(4684)、TDC(4687)、OBC(4733)、ソフトブ(4779)、ISID(4812)、アース(4985)、MORESCO(5018)、アキレス(5142)、リクルート(6098)、日東工器(6151)、津田駒(6217)、ナブテスコ(6268)、木村化工機(6378)、前沢工(6489)、日新電(6641)、シャープ(6753)、ローランドDG(6789)、千代田イン(6915)、アイオデータ(6916)、ネットワン(7518)、JMS(7702)、インタアク(7725)、アートネ(7823)、セイコー(8050)、神鋼商(8075)、フルサト(8087)、加賀電子(8154)、千趣会(8165)、上新電(8173)、いなげや(8182)、H2O(8242)、四国銀(8387)、野村(8604)、サカイ(9039)、日新(9066)、C&F(9099)、渋沢倉(9304)、日テレ(9404)、アイネット(9600)、ケーユー(9856)、やまや(9994)が動兆。