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マザーズ指数は反発、堅調な値動き
【市況】東証マザーズ(大引け)=マザーズ指数は反発、堅調な値動き

東証マザーズ指数は反発。終値は前日比17.08ポイント(2.11%)高い825.00だった。午前には一時797.49と取引時間中として2020年5月以来の安値を付けた。東証1部市場と同様に荒っぽい値動きとなったが、後場は堅調な値動きとなった。

マザーズ、日経ジャスダック両指数ともにプラスで始まった後に値を消すなど上値が重く、不安心理の根強さがうかがわれた。しかし、後場に入って米株先物の上昇などを追い風に大型株が上伸すると、新興市場にも買いが波及した。昨年末から売られてきたグロース株を拾う動きも出て、マザーズには追い風になった。もっとも、両指数とも前日の下落幅を埋め切れずに終わっており、「相場の基調は依然下向きだ」との指摘があった。
Enjinやメルカリ、ビジョナルが買われた。半面、ウェルスナビやBASEは売られた。
 
値上がり銘柄数は332、値下がり銘柄数は76となった。
 
個別では、リアルワールド、i−plug、エクサウィザーズ、アジアクエスト、シノプスなど6銘柄がストップ高。エフ・コードは一時ストップ高と値を飛ばした。シック・ホールディングス、うるる、ビジョナル、アイドマ・ホールディングス、ハイアス・アンド・カンパニーが買われた。
 
一方、Lib Work、フィット、インタースペース、ケアネット、フルッタフルッタなど121銘柄が昨年来安値を更新。UUUM、HYUGA PRIMARY CARE、窪田製薬ホールディングス、バーチャレクス・ホールディングス、海帆が売られた。