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日経平均株価は前場終値比で横ばい
【市況】東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価は前場終値比で横ばい
【後場寄り付き概況】

24日後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比153円17銭高の2万2241円21銭で始まった。前場終値と比較して横ばい。
東証株価指数(TOPIX)は、13.77ポイント高の1764.56で始まった。
 
外国為替市場では、1ドル=108円80銭近辺での推移。アジアの主要株式市場は高安まちまち。
 
円相場の下落や米国金利の上昇を背景に、輸出関連株や金融株が買われている。
個別では、ソニー、ファナック、東エレク、トヨタ、日産自も堅調。三菱UFJ、三井住友も値を上げ、第一生命、マネックスGは買い優勢。コマツが高く、東海カは底堅い。ファーストリテ、JT、日本郵政は強含み。Vテクは大幅高となっている。
 
半面、任天堂が甘く、エムアップは急落している。住友鉱が大幅安で、武田は下押し、花王は売り物、ソフトバンクGは安い。

市場の関心が高い米長期金利の指標である10年物国債利回りが節目である3%に急接近。米金利の急変動は過去に相場の転機となったこともあるだけに、警戒感が広がっている。

また、本格化する決算を前に積極的な上値追いは限られ、日経平均は100円程度の狭いレンジ取引が続いている。
4月以降、海外勢の需給動向に変化が見られており、下値を売る流れは難しいだろう。
積極的な上値追いは限られるものの、出遅れ感のある銘柄やセクターには水準訂正の動きを狙った値幅取り狙いの資金が向かう可能性がある。
 
 
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