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日経ジャスダック平均は続落、新興企業株への先高観が後退
【市況】ジャスダック市場(大引け)=日経ジャスダック平均は続落、新興企業株への先高観が後退
 
日経ジャスダック平均株価は続落した。終値は前日比18円06銭安い3306円54銭だった。
朝方は売り買い交錯気味だったが、徐々に下落基調が強まった。決算発表を材料に買いが集中する銘柄もあったが、軟調な値動きだった。
新興企業株への先高観が後退した。個人投資家を中心に損失確定目的の売りを急ぐ動きが目立った。信用の買い残が売り残よりが多い新興市場銘柄が多く、相場の下落局面では下げのペースが早いという。
ジャスダック市場の売買代金は概算で7146億円、売買高は1億4810万株だった。
値上がり銘柄数は202、値下がり銘柄数は448となった。
 
個別では、アーバネットコーポレーションがストップ安。ソフトフロントホールディングス、イーサポートリンク、パレモ、アクサスホールディングス、No.1など21銘柄は年初来安値を更新。ブロードバンドタワー、シライ電子工業、ビーマップ、ネクストジェンが売られた。
 
一方、エプコ、クリエアナブキ、太洋物産がストップ高。細谷火工、小倉クラッチは一時ストップ高と値を飛ばした。オールアバウト、日本マクドナルドホールディングス、東葛ホールディングス、トシン・グループなど27銘柄は年初来高値を更新。エン・ジャパン、タカギセイコー、小田原エンジニアリング、アイケイ、高見沢サイバネティックスが買われた。