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「水曜8勝期待」
「水曜8勝期待」

NYダウは4日続伸。
パウエルFRB議長が半期に一度の議会証言で米経済について楽観的な認識を示したことを好感した格好。
同議長は「適切な金融政策運営によって今後数年労働市場は引き続き堅調。
インフレ率は2%近辺で推移する。
段階的なFF金利の引き上げの継続が最も適切と確信している」と証言した。
市場は「今後、危機の兆候がみられた場合、FRBは利上げペースを緩める可能性がある」と解釈した。
フェイスブック、グーグルの親会社アルファベット、アマゾンは過去最高値を記録。
NASDAQ上昇の背景となった。
ネットフリックスの契約者数の停滞はほとんど影響しなかった形だ。
株価は一時14%下落後持ち直して5.2%上昇。
10年国債利回りは2.860%。
2年国債利回りは2.615%と10年ぶりにの高水準に上昇。
長短金利差は2008年8月以来約11年ぶりの水準に縮小した。
9月の0.25%利上げ確率は89%。
12月の追加利上げ確率は約63%。
パウエル発言を受けてドルも上昇。
「貿易を巡る各国の対立が金融引き締めの見通しに与える影響は大きくない」との見方が背景だ。
ドル円は112.80円台で1月以来の水準で推移。
 
 
3連休明け火曜の日経平均は3日続伸。
3日間の上昇幅は365円。
寄り前には海外動向から動きづらい一日になるかと思われたが3ケタの上昇。
112円台の円安を支援材料に買いは拡大。
後場中盤に22800円台を回復。
その後、上海株式の軟調な動きから終盤は失速。
新興市場は弱く機械の一角などは急落。
「物色にはかなりの強弱がついた」との見方だ。
日経平均の0.44%に対しTOPIXが0.87%上昇。
TOPIXの上昇率の方が高かった。
「単純に任天堂が上がってソフトバンクが安いということ知れない。
ただ指数間にバランス感覚が働き始めたとも見える」という声も聞こえる。
ソフトバンクは11日連騰で止まったがソニーは7連騰。
6000円台乗せで新高値。
2008年1月以来10年半ぶりの6000円台だ。
新高値銘柄数は53(前日40)、新安値銘柄数は33(前日:64)。
高値と安値の数は逆転した。
「6月12日の戻り高値23011円を上回ることができるかが注目点。
ここを上回ってくると、投資家心理が一段と強気に傾きやすくなる」という強気もある。
その先の23050円を抜ければ3度目の高値トライへの道だ。
昨年末終値が22764円。
大発会始値が23073円。
微妙な水準での推移だ。
25日線からは1.7%のプラスかい離。
200日線からは2.2%のプラスかい離。
騰落レシオは83.08%。
空売り比率は41.9%と再度40%台。
日経平均採用銘柄のPERは13.42倍でEPSは1691円。
シカゴ225先物終値は大証日中比125円高の22845円。
昨日のザラバ高値を抜けてきた。
高値は22850円。
ボリンジャーのプラス1σは22719円。
プラス2σは23101円だ。
勝手雲は27日に白くねじれている。
気学では「押し目買いの日」。
4日続伸、4日連続日足陽線に期待。
 
 
 
NYダウは55ドル高の25119ドルと4日続伸。
NASDAQは49ポイント高の7855ポイントと反発。
S&P500は11ポイント高の2809ポイント。
ダウ輸送株指数は27ポイント高の10463イント。
3市場の売買高は60億株。
CME円建ては大証比125円高の22845円。
ドル建ては大証比155ポイント高の22875ポイント。
225先物大証夜間取引は日中比110円高の22830円。
ドル円は112.85円。
10年国債利回りは2.860%。
 
 
 
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(兜町カタリスト櫻井)