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続落スタート、2万7000円割れ
【市況】東京株式(寄り付き)=続落スタート、2万7000円割れ
【寄り付き概況】

26日午前の日経平均株価は、前営業日比374円39銭安の2万6779円44銭で始まった。
東証株価指数(TOPIX)は、23.96ポイント安の1892.16で始まった。

23日の米株式市場は、NYダウは486ドル安と急落。3万ドルを割り込み、年初来安値を更新した。米国の急激な利上げが景気後退につながることが懸念された。欧州市場も大幅安となり、世界的な株安が警戒された。
この海外市場の波乱を背景に3連休明けの東京株式市場は大幅安でスタートしている。

景気悪化懸念から資源先物相場も軟調だった。東京株式市場も幅広い銘柄に売りが優勢で、INPEXや出光興産など資源関連のほか、精密機器、電気機器が下落している。

財務省・日銀は22日、24年ぶりとなる円買い・ドル売り介入を実施した。円相場は足元で1ドル=143円台半ばと介入直後に進んだ円高は一服しているが、三菱自やSUBARUなど円安の恩恵を受けやすいとされる輸出関連株の下げも目立つ。

寄り付き時点で業種別では33業種中、2業種が高く、値上がりは空運と陸運のみ。値下がり上位に鉱業、保険、石油、輸送用機器、精密、機械など。

個別では、東レ、リクルート、ソニーGが安い。半面、アステラス、KDDI、日清粉Gが高い。