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マザーズ指数は反発、売り買い交錯
【市況】東証マザーズ市場(前引け)=マザーズ指数は反発、売り買い交錯

東証マザーズ指数は前日比0.24ポイント高の906.11ポイントと反発。
マザーズ市場でも外部環境の不透明感を背景に、全般としてはこれまでの上昇分に対する利益確定売りが先行している。そーせいやサンバイオといったバイオ関連どころのほか、メルカリやSansanといった指数インパクトの大きい銘柄群がそろって下落している。
一方で、本日よりマザーズ市場ではIPOラッシュとなるほか、出遅れ感のあるテーマ性のある銘柄など中小型株への注目度が高まっており、こうした個別物色の流れは続いている。
値上がり銘柄数は156、値下がり銘柄数は126となった。
 
10日にマザーズ市場に上場したALiNKは買い気配のまま、売買不成立で午前を終えた。気配値を公募・売り出し価格(公開価格、1700円)の1.7倍となる2890円まで切り上げた。
 
個別では、ジーエヌアイグループ、アマナ、アクセルマーク、ホープ、大泉製作所など6銘柄が年初来高値を更新。みらいワークス、農業総合研究所、日本リビング保証、エムビーエス、ロコンドが買われた。
 
一方、ダブルエーが年初来安値を更新。MTG、ビーアンドピー、フィル・カンパニー、中村超硬、GA Technologiesが売られた。