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日経ジャスダック平均は3日ぶり反発、個人の押し目買い
【市況】ジャスダック市場(大引け)=日経ジャスダック平均は3日ぶり反発、個人の押し目買い
 
日経ジャスダック平均株価は3営業日ぶりに反発した。終値は前日比5円95銭高い3445円06銭だった
新規の手掛かり材料に欠けるうえ、今月下旬から本格化する主力企業の2019年4-6月期決算の中身を見極めたいとの思惑から全般は様子見ムードの強い展開となり、ジャスダック平均は狭い値幅でのもみ合いとなった。
値ごろ感に着目した個人投資家から押し目買いが入った。日経平均株価が午後にかけて下げ渋ると、新興株にも買いが波及し日経ジャスダック平均はじり高の展開となった。
一方、低位株や個別に材料のある銘柄中心については短期の値幅取りの動きが引き続き活発となったが、相場全体を押し上げるまでには至らなかった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で308億円、売買高は8372万株だった。
値上がり銘柄数は263、値下がり銘柄数は323となった。
 
個別では、サンオータスがストップ高となった。ナカボーテック、マサル、シイエム・シイ、フェスタリアホールディングス、日東ベストなど19銘柄は年初来高値を更新した。Nuts、ワンダーコーポレーション、レイ、IMV、クルーズが買われた。
 
一方、田中建設工業、アール・エス・シー、シダックス、横浜魚類、五洋インテックスなど9銘柄が年初来安値を更新した。シー・エス・ランバー、シーズメン、中央経済社ホールディングス、大木ヘルスケアホールディングス、SAMURAI&J PARTNERSが売られた。